内容説明
何百年もの昔から連綿とパーティが続くロンドンの秘密クラブ。招待をうけたアメリカの若者がそこで体験したこととは。美食とセックス、陰謀と恐怖にブラックユーモアをまぶした究極の「食欲」小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
5
英国の食って、魅力に乏しいとおもうのだが。饗宴長(もてなしがしら)とか、クランペットとか面白い言葉を収穫。2014/04/08
桜子
3
カリフォルニアの地味な土地を狙って40店舗を構えるファミリー・レストラン・チェーン店〈ゴールデン・ボーイ〉。その経営者フランク・マーセルは長年の夢であった高級レストラン〈トリマルキオ〉を開店するが、ものの見事に失敗する。閉店までの6週間、思い切って、定職につかず遊び歩いているひとり息子ヴァージルに任せたところ、これが大当たり。その噂を聞きつけたロンドン〈永久倶楽部〉からヴァージルのもとに招待状が舞い込む。一方、フランクは妻の浮気を疑い尾行を開始する――エロスと美食が貪欲に絡みあうヘンテコなミステリ。 2012/01/13
ヴィオラ
2
どれだけ変な話になるかと思いきや、読み終わると普通にミステリーな印象なのは何故だろう(^_^;)人喰いは個人的な弱点だけど、直接的な描写は無いから大丈夫でした(^_^)2011/10/13