ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源

ヒトはなぜヒトを食べたか―生態人類学から見た文化の起源

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  • サイズ B6判/ページ数 308,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784152034618
  • NDC分類 389
  • Cコード C0039

内容説明

一六世紀、メキシコに到着したスペイン人一行は、そこで驚くべき事実を見た。神に生贄を捧げ、その肉を人々が分け合い、食べるための大規模で組織的な食人儀礼―アステカの人々はなぜこんな習俗を発達させたのか?「文化唯物論者」ハリスは時に不可解にも思えるこうした文化現象を、人間の生活環境への適応の結果として理解する。大胆で挑戦的な発想で学界内外に広く反響を呼び、全米でベストセラーとなった本書は、現代アメリカを代表する人類学の奇才による、ユニークで知的刺激にあふれた「文化の生態学」の書である。

目次

文化と自然
エデンの園の殺人
農耕の起源
戦争の起源
蛋白質と獰猛な人びと
男性優位とエディプス・コンプレックスの起源
第一次国家の起源
コロンブス以前のメソアメリカにおける諸国家
全人王国
慈悲の小ヒツジ
禁断の肉
聖なる雌ウシの起源
水力利用の落とし穴
資本主義の起源
産業社会の泡
エピローグ、および道徳に関する独白

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