内容説明
付き合って30余年、1万冊。愛着のミステリ、忘れえぬ作家、ポケット、ゴールドメダル、ジグネット…。洋書古本屋はミステリの最高の学校だった。多数の口絵を配し、ペイパーバックの魅力を縦横に語る。
目次
はじめに―ペイパーバックと私
ハードボイルド事始め
代理人の暴力宣言
幻の『小さな帝王』
アメリカ暗黒史四部作
駆けだしのインタビュアー
ハードボイルド派のレッテル
懐しの50年代ヒーロー
追跡小説の真打ち
イミテーション・ゴールド
ペリイ・メイスン全集
悪党パーカー・シリーズ完結
六度目のベルを鳴らしてみたが
テキサスの暴力年代記
もう一人のマクドナルド
私は誰でしょう
スパイになった私立探偵
ベテラン作家の初陣
本音をもらした清潔・淡白派作家
五度目の正直
戦争帰りの俳優志望探偵
不作時代の軽薄派
なめちゃいけない
ホワイト印のケイパー小説
あるギャングの肖像
ハリイ・ライム登場
チャンドラーの先生〔ほか〕
感想・レビュー
-
- 和書
- 戦争 - その展開と抑制