目次
0 そもそもなんでこんな本を書く気になったかというとそれには深いわけが…
1 古典的スペース・オペラ…そして、私のスペース・オペラ
2 それではひとつ、君もスペース・オペラを書く気になってみようじゃないか
3 スペース・オペラを書きたい奴は毎日の心がけを忘れてはならない
4 わが天敵・姐御の話…名作は骨までしゃぶりとれ!―名作解剖法
5 そのピンクのビルを見たとたん、私はキラリと閃いた…。―スペース・オペラの筋作り
6 私をブチのめした言葉…“読者を結末まで疾走させるベクトル感覚”
7 スペース・オペラいよいよ書きます!
8 弘法大師じゃないんだから…。“筆”を選ばなければならないンである
9 傑作スペース・オペラついに誕生
10 書き残した大切な事がひとつあった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
16
高専生のとき読んだ。20年以上前か?娯楽小説の書き方全般にかかわりそうなネタを満載している。作家の書くエッセイ本、という趣でもあるが、意外に実践的でもある。思い出のまとめ方、右往左往シートの使い方、名作解剖のやり方、作品の時間軸の整理、など等……。過去の名作もいろいろ紹介される。ジャックヒギンズの名作「鷲は舞い降りたを」読んでみたいと思ったのは本書がきっかけ。氏が培ったノウハウが余さずかかれたかに思われたが、後書きに「私はとっくに別の新しい方法を編み出してるもんね…」と子供っぽく締めくくる。
袖崎いたる
8
「スペース・オペラ」(以下スペオペ)とは宇宙冒険モノの、所謂SFである。もっといえば『インディジョーンズ』の宇宙進出版とでもいえばわかるだろう。そうしたスペオペを偏愛する著者によるスペオペ小説の書き方本。本文は著者が思い浮かんだ様を表現している形で、いわば話し言葉を文章にしている印象があり、その意味で軽い。しかしその軽さは創作理念という主題を中心に据えながらも話題を取っかえ引っかえする軽快さともなり、読むべき本から素敵な音楽紹介などにまで及ぶ。小説への「LOVE IN」から創作への良き助言が満載の一冊。2015/09/23
レインマン
7
私がスペースオペラを書くことはないと思うが、読み方もわかって面白かった。知識のインプットのやり方、分析のやり方、プロットとストーリーの違いや作り方などなどが細かく書いてあって勉強になる。 30年近く前に書かれた本だが読んでよかったと思う。2018/04/30
in medio tutissimus ibis.
4
読んだ本には「親版」とついていたが読書メーターでは出てこない。スペースオペラの、と書くからには宇宙で冒険する物語の社会的意義でも一席ぶってくれるものと期待していたら、豈図らんやそれは題材であるというだけで、エンターテイメント一般の創作の教科書であった。それはそれとして面白くまた分り易かったのだけれど、一抹の釈然としない思いを抱いてしまうのは、今やレッドリストに乗りかねないスペースオペラというものに、興味を抱いていたから。自分で読めという話ですね。ネタ帳とかワープロとかは今やスマホやパソコンでという隔世の感2018/03/23
風太郎
2
自分が目指す方向はSFとかエンタメとは違うのだけれど、やはりためになることが多々書かれてあったように感じます。文学は分野・方向が違っても基礎部分は共通するんじゃないのかなと思わされました。2017/05/28
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