内容説明
黒人は経済を握るか？人種差別を続ける南ア共和国からアメリカ企業が一斉撤退した。欧米は南ア白人政府を見捨て、黒人側に乗り換えたのか？日本のとるべき道は？
目次
１ 深淵を遠望する―１９８６年８月
２ プラグを引き抜く
３ 英語系資本家とアフリカーナー民族主義者
４ アフリカーナー対黒人
５ 黒人抵抗運動の系譜
６ アパルトヘイト下の経済好況―１９６０年代、７０年代
７ ソウェト蜂起―１９７６年６月
７ 西側諸国の動き
９ ボタのビジネスマン
１０ “黒いドア”を閉鎖する
１１ アメリカの介入
１２ 非常事態宣言―１９８５年７月
１３ ＡＮＣ―南ア財界人会談
１４ 多国籍企業の黄昏
１５ 経済制裁への道
１６ アフリカーナーの巻き返し
１７ 弾圧
１８ 蜜月の終わり
１９ １９８７年５月―総選挙
