星海社新書<br> 「“右翼”雑誌」の舞台裏

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星海社新書
「“右翼”雑誌」の舞台裏

  • 梶原 麻衣子【著】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 星海社(2024/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065379912
  • NDC分類 051
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日本一の“右翼”雑誌の内幕を元編集が明かし、右派言論を考察する

現代日本を代表する二大保守雑誌『Hanada』『WiLL』の歴史は2004年、『週刊文春』黄金期の編集長・花田紀凱の『WiLL』創刊によって始まった。第二次安倍政権の有力な「応援団」として存在感を示し、政界にまで影響力を与える異例の雑誌はいかにして作られたのか。そして、順風満帆に見える雑誌の限界はどこにあるのか。創刊直後から13年あまり編集部に所属した元編集者が、自らの体験に基づき舞台裏を明かすとともに、両誌が右派言論に、ひいては日本の言論界に与えた功罪を分析する。

*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1章 「右翼雑誌」はこうして作られる
第2章 ゲリラ部隊は正規軍にはなれない
第3章 「最強のアイドルにして悲劇のヒーロー」 安倍晋三
第4章 ピンからキリまで 「右翼雑誌批判」の虚実
第5章 読者との壮大な井戸端会議
第6章 『Hanada』編集長が考えていること 花田紀凱氏インタビュー
おわりに

内容説明

現代日本を代表する二大保守雑誌『Hanada』『WiLL』の歴史は2004年、『週刊文春』黄金期の編集長・花田紀凱の『WiLL』創刊によって始まった。第二次安倍政権の有力な「応援団」として存在感を示し、政界にまで影響力を与える異例の雑誌はいかにして作られたのか。そして、順風満帆に見える雑誌の限界はどこにあるのか。創刊直後から13年あまり編集部に所属した元編集者が、自らの体験に基づき舞台裏を明かすとともに、両誌が右派言論に、ひいては日本の言論界に与えた功罪を分析する。

目次

第1章 「右翼雑誌」はこうして作られる(編集方針は「いい意味での無節操さ」;右翼だけでなく、リベラルも多数登場する誌面の多様性 ほか)
第2章 ゲリラ部隊は正規軍にはなれない(メディア状況の変化 背中を追いかけていたはずの先行雑誌が次々と消えていく;老舗保守雑誌が衰退する中で台頭する『WiLL』 ほか)
第3章 「最強のアイドルにして悲劇のヒーロー」安倍晋三(保守派のアイドルにして花田編集長の「推し」;「世襲だからこそ」 ほか)
第4章 ピンからキリまで 「右翼雑誌批判」の虚実(右派雑誌はどう見られていたか;「保守の意見を日本社会は理解してくれない」という意識 ほか)
第5章 読者との壮大な井戸端会議(女性読者から多数の投書が届いた皇室問題;平成末期の「天皇抜きのナショナリズム」 ほか)
第6章 『Hanada』編集長が考えていること―花田紀凱氏インタビュー

著者等紹介

梶原麻衣子[カジワラマイコ]
編集者・ライター。1980年埼玉県生まれ。埼玉県立坂戸高校、中央大学文学部史学科東洋史学専攻卒業。IT企業勤務後、月刊『WiLL』、月刊『Hanada』編集部を経て現在はフリーの編集者・ライター。紙・ウェブ媒体を問わず、インタビュー記事などの取材・執筆のほか、書籍の企画・編集・構成(ブックライティング)などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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恋愛爆弾

14
陰謀論を「ギリギリ避けている」なら『マルコポーロ』廃刊のアレはどうなんだという話はさて措き、10年代の書店を席巻し私を含め多くの人を徹底的に不快にした嫌韓嫌中・日本スゴイ安倍スゴイ・反朝日ブームの中核にいた人びとの意図には、あの下品な表紙とは裏腹に「あえて」の部分が見えない。ゆえに「舞台裏」とは正しいが、われわれは舞台の出来不出来を見るのであって裏側はやはりつまらない。今後著者があえて「舞台」に上がり「書くだけで一冊終わってしまいそう」な森友学園問題など、10年代をちゃんと総括する文章を読みたい。2025/05/02

kenitirokikuti

11
著者の身の上。父が自衛官だったそうで、『諸君!』『正論』『SAPIO』だった。創刊した『WiLL』の読者にもなり、続いてその編集者にもなった。『WiLL』分裂後は『Hanada』に移り、現在はフリーライター。という、著者の名刺ないし履歴書って感じがする▲分裂に関することはほとんど述べておらず、ネットにある『創』編集長によるWiLL分裂騒動外部観察記事の方が詳しかったくらい。2024/12/13

Eiki Natori

11
本屋で「Will」「Hanada」たまに立ち読みしてるが、正直振り切り過ぎているし、影響力も限定的だと興味すらなかったが、中で働いていた人の本となるととても興味深く購入した。筆者は「極右雑誌」の編集者の中でも「右」思想を持っているそうである。 やはり花田は「極右カルト」化したのではなく「売れる面白い雑誌」を作りたいというそれ以上でもそれ以下でも無かったことがわかって安心した。 「左派」が「右派」を理解できないように、「右派」も「左派」が理解できない。それは何故なのかというヒントが散りばめられている一冊。 2024/12/01

かば

9
「”右翼”雑誌」とみなされがちな『Will』『Hanada』の製作の舞台裏を知れる一冊。編集部員はそこまで偏った思想の持ち主ではなく、面白い記事を作りたいという動機で業務をこなしているようだ。2024/12/09

みじんこ

9
Hanada・WiLLの表紙再現のデザインはうまい。編集長の出身と個性からなる週刊誌的手法や人物エピソード重視等、雑誌がどう作られていたのか分かった。自分も編集の仕事をしているため、著者や花田氏には共感する部分もあった(紹介されていた強行軍の取材・校了は正直やりたくないが)。論壇の先頭に立つ責任、保守派も知っておくべき内容の企画のほか、非難の応酬と深まらない議論への憂慮等、著者は全体を意識しており、編集長とはまた別の良い視点を提供してくれていたと思う。安倍晋三の「アイドル性」と情報発信力の話も面白かった。2024/11/30

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