感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えか
7
変なガイア理論の様な話だったら嫌だなと思いつつ読みましたが、様々な生命体が出てくる『宇宙船ビーグル号の冒険』的な面白いハードSF小説でした。 特に第四部は木星が舞台で地球の政治が絡んできたり、機械生命の自我の問題が出たり、木星への突入があったりと何処かで読んだなと思ったらクラークの『2010年宇宙の旅』そっくりでした。 とはいえこちらの方が発表は早いんですが… オムニバスなので折角面白い生命体が出ても、一つ一つの謎が中途で終わっているのが残念です。 表題の生きている星の話もそれっきりだし…2022/04/13