出版社内容情報
寝室には入るな――ギャリック家の主人に忠告されたハウスメイドのミリー。彼女は寝室から女性の嗚咽が聞こえることに気づき……
【目次】
内容説明
ギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリー。この家で働くには、守らなければならないルールがあると雇い主のダグラスから告げられる。何があってもゲストルームには入らないこと。そこでは病気の妻ウェンディが静養をしているという。ある日、ミリーは異様な量の血にまみれたガウンを見つけ…。閉ざされた部屋の中の秘密が明かされたとき、これまでにないほどの恐怖がミリーを襲う。絶望と驚愕のシリーズ第二作。
著者等紹介
マクファデン,フリーダ[マクファデン,フリーダ] [McFadden,Freida]
1980年生まれ、脳外科医、作家。ニューヨークで生まれ、ハーバード大学を卒業後、ボストンで医者になる。2013年にアマゾンKDPでThe Devil Wears Scrubsを自費出版し、作家デビュー。2022年『ハウスメイド』を刊行し、NYタイムズベストセラーリストで1位になる
高橋知子[タカハシトモコ]
甲南大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
青乃108号
341
正直、前作の二番煎じだろ、ぐらいに高を括っていた。しかし2作目の本作は俺の想像を軽く超えてきた。前作は読者に非常なストレスをもたらす物語で、その旨だけはレビューに書いたし、その意味で万人にお薦めはしかねたのだけど、本作はその点に於いては大丈夫。安心して読み始めて良い。前作は読まずともこの作品から読み始めても大丈夫。読み始めたら止まらない面白さで読者の心を鷲掴みにし、二転三転する物語からもう逃げる事は出来ない。読後のカタルシスも心地良い、お薦めの一作。ただしインパクトに於いては前作に及ばない事だけが残念だ。2026/07/17
パトラッシュ
334
各地の高校で生徒が暴力を働く動画が拡散され社会問題になっているが、昔なら学校内で固く秘密とされ外部には洩れなかった。似たような事態は普通と思われる家庭でも珍しくないが、結婚という密室に閉じ込められた家族は学校以上に秘密を守ろうとする。そんな家庭にハウスメイドという他人の立場で入り込んだミリーは、見て見ぬふりをできず首を突っ込んで痛い目に遭う。DVに苦しむ妻を救おうとして殺人容疑をかけられる今回は、お節介焼きの自業自得といえる。しかし、そんな彼女だからこそ犯罪者の計画を捻じ曲げ、背負い投げを食らわせるのだ。2026/01/13
stobe1904
202
【ハウスメイドシリーズ】今回はニューヨークの富裕なギャリック家に雇われたミリーだが、立ち入ってはいけないと言われているゲストルームに入ってしまうが…。先が読めない展開と中盤の反転は前作同様の建付けで、読む手が止まらない。最後のヒネリも見後に決まり、期待に違わぬ作品だった。シリーズ最終作のハウスメイド3にも期待が高まる。★★★★★2026/08/08
タツ フカガワ
178
若き大富豪ダグラス・ギャリックからの直接の依頼で、ミリーはギャリック家のペントハウスでハウスメイドとして働き始める。ただ病気がちでベッドに伏していることの多い妻ウェンディのいるゲストルームには決して入らないようダグラスから厳命される。が、その部屋の異様な様子からミリーがドアをノックすると……。シリーズ二作目は四部構成で、それが見事な起承転結のスリラー・サスペンスになっていて、一作目より面白かったかも。2026/06/08
ちょろこ
132
お・も・し・ろ・い!一冊。ハウスメイド続編。面白さは衰え知らず、むしろパワーアップしたかもっていうぐらい今作もすごい。大学生もしながらハウスメイドの仕事に勤しむ主人公。何があってもゲストルームに入ってはいけないというルールを守らせる今回の雇い主も何やら秘密めいていて…。読み始めながら危険信号は点滅しっぱなし。たぶんこういう展開だと薄々予想はできる。でもね、そんなのは序の口、全て計算づくの作者の微笑みがページの向こうに見えるようで、あぁ、そうよね、そうきたか!の連続にやられた面白さ、完全無敵にやっぱり完敗。2026/01/25




