出版社内容情報
パリ市内で全裸の女性の惨殺死体が発見された。捜査の結果、被害者は大学院生で、エスコートガールをしていたことがわかるが……
内容説明
パリ市内で全裸の女性の死体が発見された。下腹部に多数切り傷があり、喉をかき切られたその死体を見た犯罪捜査部の新任課長フィリップ・ヴァルミ警視は愕然とする。キャバレー課時代の彼の情報提供者のエスコートガールだったからだ。やがて捜査を進めるうちに、事件はフィリップの人生を大きく変える方向に動いてゆく…パリ警視庁司法警察局の現職警官が迫真の筆致で描く傑作警察小説。2020年“パリ警視庁賞”受賞作!
著者等紹介
ガリアン,アレクサンドル[ガリアン,アレクサンドル] [Galien,Alexandre]
1989年パリ生まれの中国育ち。北京のフランス人学校で教育を受け、高校を卒業後フランスに帰国。演劇学校“クール・フロラン”に入るが、同時に法律や犯罪学を学び、政治コミュニケーション学の修士号も取得している。そして2015年、パリ警視庁の司法警察局で警察官として働き始める。警察での勤務のかたわらアレックス・ラルーというペンネームを用い、2018年、2019年と続けて、マリー・タルヴァと共作で二つの小説を刊行。そして『夜の爪痕』で、堂々“パリ警視庁賞”を受賞した。受賞後は執筆に専念するために休職
伊禮規与美[イレイキヨミ]
東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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