出版社内容情報
殺人容疑で捕まっても、ひらきなおりの連続! 史上もっとも自分勝手な殺人鬼が登場!
内容説明
おれはジョー、のろまのジョー。みんなおれが女の人たちをひどいやり方で殺したって言うけど、そんなことしたっけ?看守も他のやつらもおれをいじめるし、変だよね―街を震撼させた連続殺人鬼がとうとう捕まった。彼はとぼけた様子で犯行もまるで記憶にないと無罪を主張する。だが、ジョーが釈放される前になんとかせねばと焦る者がいた。手配中の連続殺人犯メリッサだ。彼女はジョーを狙撃する計画を着々と進め…
著者等紹介
クリーヴ,ポール[クリーヴ,ポール] [Cleave,Paul]
1974年、ニュージーランドのクライストチャーチに生まれる。『清掃魔』(2006)で作家デビューを果たし、2013年発表の『殺人鬼ジョー』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞にノミネートされた
北野寿美枝[キタノスミエ]
神戸市外国語大学英米学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーナ
11
「クライストチャーチの切り裂き魔」ジョー。逮捕、収監、まもなく公判。無罪を訴え心神喪失を装うジョーに、元刑事シュローダーが持ちかけた取引。そしてジョーの命を狙う怪しいことこの上ないジョーの彼女メリッサ。 「クライストチャーチの切り裂き魔」の真相は? ジョーの運命は?- 彼女も元刑事も弁護士も、誰もが異常。中でも被害者友の会の主催者ラファエロ。読み始める前には殺人を進行していく話だとばかり思っていた。まさかの逮捕後。予想と全く異なる方向性の話。それでもおもしろかった。下巻が楽しみ。2015/05/30
熊猫
5
ジャケ買い。 なんじゃこりゃ(褒め言葉)2015/02/13
らくだ
1
タイトルや紹介文からブラックユーモア溢れるノリの軽いノワールものかと思ったけど、登場人物が病的な犯罪者とその虐待看守とかトラウマおった元刑事とかで、結構詠むのがしんどいです。2015/03/09
ななべぇ
0
初めての クライストチャーチとか ニュージーランドの話しで新鮮なニュアンスな気がした。筆舌はしがたいパサパサした感じだった。 途中でだいぶ飽きたので 下巻は当分先のことになりそう。2017/05/04
jake
0
2.52015/03/31