ハヤカワ・ミステリ文庫
キリング〈4〉解決

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151796043
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

困難な捜査の末、ついに明らかにされる衝撃の真相。世界を魅了したドラマ、ここに完結

内容説明

殺されたナナが身に着けていたネックレスは、21年前に失踪した女性メッテ・ハウゲのものだった。事件はにわかに連続殺人の様相を呈してくる。メッテの身辺を洗い直すサラ・ルンドは、彼女の周囲に意外な人物の名前を発見した。ついに姿を現わす真犯人とは?20日間におよぶ捜査が暴く、あまりにも哀しい真実とは何だったのか?世界中の視聴者を魅了し、大きな話題を呼んだ警察ドラマの小説版、ここに完結。

著者等紹介

ヒューソン,デイヴィッド[ヒューソン,デイヴィッド] [Hewson,David]
1953年英国ヨークシャーの生まれ。1970年代に北ヨークシャーのスカボローで新米記者となったのを皮切りに、『タイムズ』紙の記者を経て、『インデペンデント』紙の創刊にも参加。『サンデータイムズ』紙ではコラムニストをつとめた。1996年に作家デビュー。2005年からは専業作家となった

スヴァイストロップ,ソーラン[スヴァイストロップ,ソーラン] [Sveistrup,Soren]
1968年デンマーク、コペンハーゲン近郊のカストロップに生まれ、フュン島で育つ。デンマーク・フィルム・スクールで学び、1997年からテレビ局DRで脚本家、シリーズ・クリエイターとして働き、2007年には「キリング」を大ヒットさせた

山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

209
とりあえず事件は解決はする。壊れかけたニールセン一家も少しずつではあるが再建の道を歩み始める。混迷を極めた市長選挙のゆくえも片がつく。迷走した今回の殺人事件も一応の解決を見た。それによってルンドが失ったものはあまりにも大きかった―― しかしながら闇を抜けた先には、さらなる大きな闇が待っていた…… 本作はTVドラマの1シーズンをノベライズした作品であり、TVシリーズは第2シーズを迎えるのだった。2018/11/01

むつこ

19
ドラマとは違うラストとのこと。ますますTVドラマを観たくなったし、続編ができるのもわかる気がした。主人公の一歩間違えればしつこい性格、粘り強さで真犯人を捜し当てる姿に好感しか思い浮かばない。やっぱりツインピークスに似てると感じた。2018/01/24

うたかたの日々

15
とりあえず、後半はどんどん引き込まれてあっという間に読めましたが、なんだか、終わりが好きになれない。ドラマベースなのでしかたないのかも知れないが、もう少しシンプルにして読ませてくれたらなあと思いました。2017/09/03

🐾ドライ🐾

9
有能でも何かが欠落しているのが欧米刑事ものあるあるな気がする。ルンドは息子を放って捜査捜査捜査…暴走して職務を外される。 最終巻にて、憔悴と心の不安定さから抜け出した被害者の母親ペニレ。彼女の「何か怪しい、何かがおかしい…」の積み重ねで緊迫感を増していくところが見所。引っ張るだけ引っ張って、振り回すだけ振り回して予想外というか、ノーマークだった人物が真犯人で「ようやく区切りがついたか…」という気持ちになった。小説版ではそこから手を入れて改変しているようだが、蛇足かな。2021/06/09

鐵太郎

9
サスペンスとして面白い。アクションシーンもスリリングです。とはいえ、ぶっちゃけこの筋書きは読んでいていやになった。ドラマなら見て流せばいいからこんな展開でも良いんだろうけど、これは手で持って字を追って読む小説です。こういう、いつまでたっても結論の出ないどんでん返しの繰り返し、しかも最後の最後でも次のどんでん返しを暗示して終局を迎えられないのならば、ミステリとして読むのは苦痛。まいったな。 2013/09/16

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