ハヤカワ・ミステリ文庫
キリング〈3〉逆転

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151796036
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ついに市政の中枢におよぶ捜査。だが事件は予想外の方向に展開する。全4巻(毎月刊行)

内容説明

被害者ナナが利用していたデートサイトのデータから浮上した謎の人物。サラ・ルンドの捜査はその正体を突き止めた。それは市長選挙立候補者のハートマンだった。警察上層部に圧力がかかるなか、さらに意外な事実が判明し、捜査はついに市政界の中枢におよぶ。だが、ようやく解決への光明が見えたと思われた矢先、またしても新たな疑惑が浮上した…大ヒットを記録した白熱の警察ドラマ小説版、いよいよ後半へ。

著者等紹介

ヒューソン,デイヴィッド[ヒューソン,デイヴィッド][Hewson,David]
1953年英国ヨークシャーの生まれ。1970年代に北ヨークシャーのスカボローで新米記者となったのを皮切りに、『タイムズ』紙の記者を経て、『インデペンデント』紙の創刊にも参加。『サンデータイムズ』紙ではコラムニストをつとめた。1996年に作家デビュー。2005年からは専業作家となった

スヴァイストロップ,ソーラン[スヴァイストロップ,ソーラン][Sveistrup,Soren]
1968年デンマーク、コペンハーゲン近郊のカストロップに生まれ、フュン島で育つ。デンマーク・フィルム・スクールで学び、1997年からテレビ局DRで脚本家、シリーズ・クリエイターとして働き、2007年には「キリング」を大ヒットさせた

山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

203
殺されたナナの父親タイスは、無実の教師に暴力をふるい、留置所へ送られるが、教師が告訴しなかったので出所することができた。しかし、彼には誰にも言えない過去があったーー ナナの母親ペニレは、知らない娘の過去に衝撃を受けて自暴自棄になる。壊れていく一家だったが、徐々に過程を取り戻しつつある。一方、市長候補ハートマンも無実であったが、彼にもナナの殺された当日のアリバイを誰にも明かすことができない事情があった。迷走する捜査―― 2018/10/17

むつこ

14
シリーズ3巻目は今まで不思議に感じていた政治家たちとナナの両親がメイン。名前(登場人物)が多すぎて何度も前ページで確認しながら読む。前巻で少しずつ感じていたナナのアバズレ感が大きく膨らみ、登場人物たちが嘘つきでイライラした。が、それがないとドラマにならないから仕方ないか・・・それにしてもサラ・ルンドの家族たちは翻弄されすぎで可哀想、でもサラのまっすぐな性格が好き。2018/01/10

🐾ドライ🐾

9
第1巻、ルンド刑事は同僚との別れの挨拶もしてコペンハーゲン警察を退職、息子を連れてスウェーデンの恋人のもとで新生活を始めるはずだったのに捜査に没頭。退職を個人の裁量で無視できるのか!?相棒のマイヤも振り回されっぱなし。 ハートマンも市長選を戦いながら容疑者になり、疑いが晴れても明かしたくない秘密がある。 被害者のラールセン夫婦の亀裂も深まる一方。事件の見える部分の悲劇と当事者にしかわからない部分、ルンドの事件解決への執念とその裏側で蔑ろにされる家族。面白いんだけど引っ張りすぎ💦2021/06/07

うたかたの日々

9
そんなに、犯人簡単に捕まるわけないよね、そして新たな展開。いよいよラストへ2017/09/01

鐵太郎

7
捜査は二転三転。捜査から外され、コペンハーゲン警察を辞職させられたサラ・ルンドですが、めげずに捜査は続けます。ルンドの後任として後を引き継ぐ予定だったイエン・マイヤは、そのペースに巻き込まれて、気づくといつの間にかルンドのフォローに回っていることに。そしてついに決定的な証拠が発見されます。捜査権を剥奪されたルンドは、たった一人で現場に向かう。はたしてそこにいた人物こそが、真の犯人なのか。2013/09/15

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