内容説明
これは絶好のチャンスかも!国選弁護人の仕事でたまたま担当したレッド・ウルフという男からの深夜の電話。駆けつけると、そこには女性のバラバラ死体。凄惨な殺人事件とあればマスコミは殺到し、弁護士として自分の名前も売りだせる。貧乏生活とはおさらばだ。奮い立つホイットニーだが、助手のループは懐疑的…空回り気味ながらも果敢にLAの闇に挑むホイットニーを待つ結末とは?鮮烈の三部作、ついにフィナーレ。
著者等紹介
ランバート,メルセデス[ランバート,メルセデス][Lambert,Mercedes]
本名ダグラス・アン・マンスン。1948年テネシー州生まれ。南カリフォルニアで育つ。UCLA卒業後、弁護士となる。乳ガン手術を受けたのをきっかけに、39歳でミステリ作家に転身。1990年に本名でデビュー作El Ninoを発表。1991年に女性弁護士ホイットニーを主人公にした『ドッグタウン』を、ついでシリーズ第二作『ソウルタウン』を1996年に発表したものの、その後は筆を折り、世界各地を放浪した。2001年にガンが再発し、2003年に死去。遺著管理人らの尽力もあり、シリーズの続篇で未発表だった『ゴーストタウン』が2007年に刊行されて再評価され、旧作もリプリントされた
駒月雅子[コマツキマサコ]
1962年生、慶應義塾大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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