内容説明
雲ひとつない青空はぎらぎらと輝き、地面からはゆらゆらと熱気が立ちのぼる。道路の両側はどこまでも平坦な畑だ。そんなテキサスの片田舎にヒッチハイクで流れてきた青年トビーは、一人で農場を経営するグレースに雇われて住みこみで働きはじめる。広大な土地にたった二人、たがいに惹かれあうものを感じるが…乱入するガンマン、飛び交う銃弾、逃亡と追跡、裏切りまた裏切り。予測不可能、一気呵成、疾風怒涛の大傑作。
著者等紹介
リーズナー,ジェイムズ[リーズナー,ジェイムズ][Reasoner,James]
1980年に小規模に出版され、高く評価されたミステリ作品texas Windで知られている。その作家歴は25年にもおよび、ウェスタン小説や、独立戦争から第二次世界大戦までさまざまな戦争を題材にした歴史小説など、多数の作品を発表している。夫人はミステリ作家のL・J・ウォッシュバーン。テキサス在住
田村義進[タムラヨシノブ]
1950年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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