内容説明
感謝祭に沸くニューヨークに衝撃が走った。華やかなパレードを狙い、男が銃を乱射したのだ。百万ドルを払わなければ惨劇が起きるとの脅迫状が市長のもとに届けられ、極秘に捜査をしていた矢先のことだった。私立探偵フリッツ・マローンのはたらきで犯人は捕まった。だが、その男は脅迫犯ではなかった。市長は再び脅され、フリッツは事件の渦中に巻き込まれていく…マイクル・コナリーが絶賛する注目のハードボイルド。
著者等紹介
ホーク,リチャード[ホーク,リチャード][Hawke,Richard]
アメリカ南部の大工業都市に生まれる。少年時代から作家を志し、中西部のカレッジを卒業後、いくつかの新聞の書評や広告のコピーを書いていた。ティム・コッキー名義でミステリを5作発表している。『デビルを探せ』はリチャード・ホーク名義の第1作で、マイクル・コナリー、T・ジェファーソン・パーカーらに絶賛されたハードボイルドである
菊地よしみ[キクチヨシミ]
1951年生、東京大学文学部仏文科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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