内容説明
わたしは一流の司法心理学者。金持ちの妻と暮らす一方、女性弁護士との不倫も楽しんでいる。が、快楽的な生活は突如終わりを告げた。突発的に意識を失う症状が現われ、不倫が露見し、妻から別居を宣告される。それからまもなく愛人の死体が発見された。彼女の体にはわたしの体液が残されていた。本当にわたしが殺したのか?それとも罠にはめられたのか?濃厚な悪夢が香るサスペンス。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。
著者等紹介
スタンズベリー,ドメニック[スタンズベリー,ドメニック][Stansberry,Domenic]
1952年生まれ。『九回裏の栄光』(1987)で作家デビューし、クライム・ノヴェル作家として数作を執筆。『青い影の女』(1998)や、Manifesto for the Dead(2000)などの作品を発表。2004年に発表した『告白』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞を受賞した。2006年にはThe Big Boomを発表する予定。現在、詩人である妻のギリアン・コノレイとともにカリフォルニアのベイ・エリアに住んでいる
松本依子[マツモトヨリコ]
1967年生。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。