内容説明
犯罪のない町ポートレオでは、判事の仕事も気楽なもの。だから最近までアルバイトを転々としていた青年モーズリーが判事になっても、なんの問題もなかった。でも男の惨殺死体が発見され、状況は一変。しかも男が上院議員の息子でアダルト・ビデオ男優だったとわかり、大スキャンダルに発展する。満を持してモーズリーが難事件を解決に導く…か?型破りなほどフレンドリーな判事が活躍する、話題の新シリーズ第1作。
著者等紹介
アボット,ジェフ[アボット,ジェフ][Abbott,Jeff]
テキサス州ダラス生まれ。1994年に図書館の館長ジョーダン・ポティートを主人公にしたシリーズ第1作『図書館の死体』を発表し、アガサ賞とマカヴィティ賞の両最優秀新人賞を受賞。同シリーズは高い人気を誇り、『図書館の美女』(1995)、『図書館の親子』(1996)、『図書館長の休暇』(1996)と現在まで4作刊行されている
吉沢康子[ヨシザワヤスコ]
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょじょ
4
ちょっと思ってたのと違ったかな。いまいち。2023/05/20
あつぼう
2
待ちに待ったアボットの新シリーズです。以前の図書館シリーズも独特の雰囲気があって面白かったけど、このモーズリー判事のシリーズはさらに輪をかけて面白い。個性が強いがどこにでもいそうな登場人物に共感がもてました。次作の「海賊岬の死体」にもかなり期待しています。 2004/11/10
ルウ
0
★22014/04/08
ロイ
0
★22014/04/08
M2
0
数年間の積読状態を経てようやく読んだら、何これすごく面白い!もっと早く読まなかった自分は本当に馬鹿でした。まず主人公がとてもいい。軽くて頼りなさそうででも根っこの部分はけっこうしっかりしてて、優しくて。イイ男だなぁと思う。女性刑事も魅力的。並外れた格好良さはないけれど、等身大の魅力というか。今回のヒロインもかなり好き。署長さん辺りの話をもう少し捻ってもよかったと思うけど、物語も面白かったです。2011/01/03
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