内容説明
古いアパートの地下室の壁の中から白骨死体が発見された。同じころ、以前にマンハッタンを震えあがらせた連続強姦魔の四年ぶりの犯行で犠牲者が出る。さらにその手口を真似た殺人事件までもが発生。やがて白骨死体の身元が判明した。25年前に行方不明になった女性で、生きながら葬られたのだという。捜査を始めたアレックスに魔の手が迫る―ミステリの始祖エドガー・アラン・ポーへのオマージュに満ちたシリーズ第7作。
著者等紹介
フェアスタイン,リンダ[フェアスタイン,リンダ][Fairstein,Linda]
マンハッタンの地方検察庁に勤務し、性犯罪訴追課を30年近く指揮してきた辣腕の法律家である。1996年に地方検事補アレックスが活躍するシリーズ第一作『誤殺』で小説家としてデビューし、パトリシア・コーンウェル、ジョン・サンドフォードらに絶讃され、シリーズ第四作『妄執』ではネロ・ウルフ賞を受賞した。夫とともにマンハッタン在住
平井イサク[ヒライイサク]
1929年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きうりっち
2
面白かったんだが長すぎて途中で登場人物が分からなくなってしまったりした。気分の悪い描写もあるが、麻薬中毒者の集まりなんかもあるのだと感心したりした。アメリカでは検事が警察官と同じような捜査活動をするのだろうか? シリーズ物だが、私はこれが初めて読んだ作品なので主人公のことも他の警察官のこともわからないままだったがそれはさして障害にはならなかった。大都会のなかに大きな植物園があるのもさすがアメリカか。中で道に迷ってしまうし、野生の動物もいるみたいだし。ヒロインのアレックスにはあまり魅力がないな。2019/12/09
けいちか
0
シリーズ7作目。相変わらず翻訳が読みにくく、そして、検察官なのに警官のようなアレックスが理解不能。2008/09/29
ヒサヒサ
0
シリーズ7作目。壁の中に埋め込むのは最近はあまりなさそうだけれど。2010/11/30
槙
0
読了。シリーズものを読んでいると登場人物がだんたん身近に感じられて主役以外の人物達の人生におきる事件にも感情移入してしまう。2011/11/26
カサブランカ
0
42009/11/26