内容説明
大学で古代の骨董品を鑑定し、分類・修理・管理する記録保管人のベン。でもトラブルが舞い込めば名探偵ばりの「難事件鑑定人」に早変わり。そんな彼のもとに、教え子から女性資産家の殺人事件の調査依頼が届き、早速ベンは被害者宅を訪れた。が、そこには海千山千の容疑者が集っていて…稀覯本、微生物学、鷹狩りなどの蘊蓄を盛り込み、知識マニアの琴線をくすぐる知性派ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最終候補作。
著者等紹介
ライト,サリー[ライト,サリー][Wright,Sally]
ノースウエスタン大学で、口承文学の博士号を取得。その後、ワシントン大学で講師を務めながら、執筆活動を始める。1999年、古代の骨董品を鑑定・分類・修理・管理する「記録保管人」のベン・リースを主人公にしたシリーズ第一作Publish and Perishを発表。2000年に発表されたシリーズ三作目の本書で、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞の最終候補作に選ばれる
長島水際[ナガシマミギワ]
1955年生、上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
都布子
0
悪くはないんだけど、全体的に中途半端な感じがして。主人公は大学の保管鑑定人で古書・歴史・古美術等に通じてるって設定なのでもうちょっとオタクっぽく描いてくれても良かったし、登場人物を少し整理してもっと犯人像を深く突っ込んでくれたら良かったな、なんて。殺害方法も大きな謎だったけど・・・(以下自粛)。うーん、悪くはないんだけどな・・・。
cathy aya
0
非常に読みにくかったです。キャラクターが主人公と殺されちゃった人以外、イマイチ頭に入ってこなかったので、読んでいてもぜんぜん理解ができない状態でした。2012/01/24
すけきよ
0
記録保管人が主人公だから、もっと濃く攻めて欲しかった。なんか、キートンを薄めた感じ。2001/11/06
-
- 洋書
- Frankenstein