内容説明
強制労働収容所から非公式に出所した元中国経済部主任監察官の単道雲は、チベット山中にある仏僧の隠遁所に身を寄せていた。そこで彼は高僧から依頼を受けた。劉という名の女性教師が殺され、僧がひとり行方不明になったので、北に行って調査してほしいというのだ。収容所で親友になった男や高僧とともに単は出発するが…ミステリ界の話題を独占したアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作『頭蓋骨のマントラ』に続く最新作。
著者等紹介
パティスン,エリオット[パティスン,エリオット][Pattison,Eliot]
弁護士として投資など国際的なビジネスの場で活躍してきた。ビジネス関連、法律関連の記事を発表し、著作のひとつが「ニューヨーク・タイムズ」により、1996年のもっともすぐれた経営書に選ばれている。『頭蓋骨のマントラ』(1999)は、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞し、英国推理作家協会賞の候補にもなった
三川基好[ミカワキヨシ]
1950年生、早稲田大学大学院修士課程修了、早稲田大学文学部教授、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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