ハヤカワ文庫 追跡犬ブラッドハウンド〈下〉

ラニア，ヴァージニア【著】〈Ｌａｎｉｅｒ，Ｖｉｒｇｉｎｉａ〉/坂口 玲子【訳】

早川書房（1998/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 422p／高さ 16cm
• 商品コード 9784151715525
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

遺言の謎は深まるばかりだった。が、それを解きあかせば、父と疎遠だった理由も分かるかもしれない。ジョー・ベスは父の過去を調べるが、そんな折り新たな厄介事が降りかかった。服役中の元夫のビュバが、出所して彼女に嫌がらせを始めたのだ。ついに彼女はビュバとの対決を決意するが、その矢先、予期せぬ事件の渦中に…ブラッドハウンドと共に数々の事件に立ちむかう女性ブリーダーの活躍。アンソニー賞受賞の話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ryuko]

アメリカ南部地方の香りあふれるお話。父の遺言が執行されない謎、凶暴な元夫、かけられた殺人未遂の容疑がラストに向かって収束していくミステリー。

2014/12/29

[tai65]

星４・５

2020/11/07

[ひみこ]

下巻はフェミニズム感がより強くなる。強すぎる女主人公、日本では受け入れられないレベルに突入。

2017/06/14

[akiko]

なかなか濃ゆい内容だった。食べ物がすごい、読んでるだけでお腹いっぱいなりそう。どうしてもちょっとした言い回しなど意味がわからない部分があってちょっと残念だったけど、十分楽しめました。

2017/11/16

[Lole]

追跡犬を題材にしたものは、ミステリー小説としては珍しい。ブラッドハウントという犬種も日本では珍しく興味深い話だった。 ただ、主人公の目線で語られる文章は、南部なまりやスラングも混じり、かなり読みにくい。

2019/10/20