内容説明
スポーツ・エージェントのマイロンに超弩級のピンチが訪れた。共同経営者のエスペランサに、顧客の野球選手の殺害容疑がかかったのだ。しかも、なぜか彼女は口を閉ざしたままだった。マイロンは被害者がドラッグ・テストで陽性だったことに不審の念を抱く。再起を賭けて麻薬と手を切った彼がなぜ?やがてマイロンは、思いがけない彼自身の過去の秘密に踏みこむことに…絶対絶命のマイロンが捨て身の闘いを挑む注目作。
著者等紹介
中津悠[ナカツユウ]
1950年生、東洋大学文学部中退、英米文学翻訳家。訳書に『カムバック・ヒーロー』『スーパー・エージェント』コーベン、『ザ・ファン』エイブラハムズ(以上早川書房刊)他多数
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
32
前作の心の痛手を引きずったシリーズ6作目。共同経営者エスペランサが殺人容疑で逮捕される。殺されたクルーはヤンキースの投手でマイロンの大学時代の友人でもあり顧客第1号で、証拠はことごとくエスペランサに不利だった。シリーズ屈指の意外な真相ながら、その後の決着はいかがなものか。それまで面白かっただけに、ちょっと残念。2022/08/27
Alice@JazzCafé
2
スポーツ・エージェントのマイロン・ボリター・シリーズ第6弾。マイロンとウィン、エスペランザとマイロン、(そしてついでにエスペランザとビッグ・シンディ)のそれぞれの友情が、このシリーズの魅力ですが、友情も恋愛と同じように、二人のお互いを思う気持ちは同等ではないし、親友という関係性も時間と共に微妙に変化していくのかもしれないという不安が・・・なんてミステリーとは全然関係ないところで気を揉んでいます。今後の展開にも期待しますが、あまりダークな内容になり過ぎないで欲しいです。2012/11/19
エチカ
2
再読。マイロンとエスペランサの男女を越えた友情にジーンときた。やっぱりこのシリーズ大好きだ。2009/03/22
みゆき
1
やはりこのシリーズは面白い。いろんな事を考えさせられる。2023/02/12
読書大好き
1
面白かった2015/02/08