内容説明
マイロンにはいつもトラブルが降りかかる。名門ゴルフクラブを訪れたことがきっかけで、彼はプロゴルファーの夫婦の息子を誘拐した犯人を探しだすことになったのだ。ゴルファーとして不遇だった少年の父親は再起を賭けて全米オープンに出場中だった。彼を動揺させるための犯行か?さらに相棒ウィンは調査への協力を拒絶し…孤立無援のなか、スポーツ・エージェントのマイロンが機知とジョークで敵に立ち向かう第4弾。
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
34
23年前の全米オープンゴルフで優勝直前に栄誉を逃したジャックが同じコース、同じ大会で大差をつけて首位を独走するさなか、息子が誘拐され、マイロンが調査に乗り出す。が、相棒ウィンは調査の協力を拒否する。相変わらず冒頭からぐいぐい読ませる展開で、シリーズ4作目ではウィンの少年時代の苦い思い出も明らかになるが、それもこれもすべて回収されるラストがお見事でした。2022/08/17
Kitinotomodati
5
それ今必要?という軽口が大好き。凝り固まったアタマがほぐされる気さえします。ウィンの「最期を独りで迎えさせたくない」と、マイロンの「わたしにできることはあるだろうか」にちょっと泣けました。
Alice@JazzCafé
5
スポーツ・エージェントのマイロン・ボリター・シリーズ第4弾。フットボール→テニス→バスケときて、今回はプロゴルフ界。全米オープンに出場中のプロゴルファーの息子の誘拐事件です。謎解きミステリーとして楽しめましたが、ユーモアあり、アクションあり、またそこに人間ドラマやスポーツ界舞台裏の事情やなんかが絡まって、とても面白かったです。最後のマイロンとウィンは、“男の友情は行動で示す。言葉はいらないぜ!”って感じがいいです。2012/11/14
みゆき
3
すごく面白い。こんな面白いシリーズを読んでなかったのが残念。手に入らないので、地道に探そうと思う。2023/01/03
聖月
3
◎10年くらい前に買った古本をやっと読んだのだが、いやあこのシリーズいいですなあ。2010/11/14