内容説明
カリブ海に浮かぶ島で私立探偵業を営むダグのもとに、シャルロットと名乗る勝気な美女が訪れた。彼女が生まれる前に失踪した父親を捜しだしてくれという。シャルロットの母親は彼女が幼い頃に自殺し、それ以降は修道院で育てられた。ダグは調査を開始するが、やがてシャルロットの母親が自殺したのと同時期に、似た状況で複数の女性が自殺を遂げていた事実が…。エキゾチックな雰囲気を漂わせたユニークなハードボイルド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橋川桂
4
乾季のカリブが舞台という夏日が続くなかで読むには向かない小説だった。そのせいばかりではないのだけど、ちょっと飛び飛びになっちゃって、私が伏線を拾えてなかったところもあるのか、終盤の急展開についていけないところも。残酷描写が多目で、そういうの駄目な人にはお勧めできないけど、全体的にはまずまず面白いハードボイルド。2018/05/27
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
2000年1月20日
牛田モー
1
まるで映画をみているようだった。息苦しいほどの緊迫感、海、太陽、ハリケーン。凄惨な殺戮と茶目っ気のある魅力的な登場人物との絶妙なコントラスト。絶対に諦めない男ダゴベールに惚れましたw2014/05/28
負け猫
1
父親探しの依頼を受けた探偵ダグ。父親発見時には、ダグと同様に純粋に驚いた!オベール作品は、主人公が結構クセがあり悪くない。いやむしろ好きだわ。2013/07/05
ゆりっぺ
1
1999年12月4日