ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 雪のなかを走る猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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ハヤカワ・ミステリ文庫
雪のなかを走る猫―トラ猫ミセス・マーフィ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 447p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151707520
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

はやく、みんなに知らせないと!相棒のコーギー犬タッカーが発見したものに、トラ猫ミセス・マーフィは仰天した。それは切断されたうえに指紋まで消された人間の手だったのだ。巧妙な手口の殺人に、ハロウィーンの準備で浮きたつ町は騒然となった。町に平和を取りもどすためミセス・マーフィは調査を始めるが、やがて新たな殺人が…とびっきり敏感な鼻と抜群の行動力を持つトラ猫ミセス・マーフィの活躍。注目の第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
二作目は、猫と犬と馬とふくろうとオポッサムがハリーを救う♪動物たちの会話部分が楽しい。2013/11/18

FeLis-IA

7
再読。フーダニットミステリとしても秀逸。さらに魅力的なのは小さな町の人々の係わり合い。秋から冬にかけてのイベントに絡めたストーリと個性的かつ魅力的な人間関係と会話から目が離せない。今回町に越してきたニューフェイスのブレアが魅力的です、ハリーと素敵なパートナーになれそうなんだけど、まぁこればかりは当人同士の問題かな。最後、危機一髪なハリーを守る為の動物達の立ち回りがもうね!愛馬トマホーク、ジンフィズ。オポッサムとフクロウ、冬眠中を起こされたヘビwそしてトラ猫マーフィーとコーギー犬のタッカー!みんな大好き。 2012/12/06

shibatay

5
再読。前作同様、初読の時よりも面白く読めた。このシリーズはただのコージーではなく、現代アメリカのリアルを見せてくれる良質のエンタテインメント。日本にいてはなかなか実態がわからない、アメリカ南部保守派(共和党支持者)が多数を占める田舎社会を、容赦ない批判と限りない愛情の両方の視点で描き、そうした地域で育った女性が、離婚という「保守的な田舎では反社会的な行為」がきっかけで精神的に成長し、視野も広がっていく様を丁寧に綴っている。ミステリ部分はたいしたことないけど(^^;、読みごたえは充分。自然描写も素晴らしい。2013/08/20

むらさきめがね

4
ハリーとフェアが電話で話すシーンに涙。このシリーズ、読んでいてとてもリラックスするのは、多分主人公ハリーのキャラクターと愛くるしい動物たち、質素な田舎暮らしが自分の波長にあってるからかもしれない。友達のプレゼント予算オーバーして、喜ぶ顔を見て満たされるところとかとても共感できる。そして、ところどころで琴線に触れる文章にハッとさせられる。イベント・レジャー満載の田舎が舞台なコージーも楽しいけど、ゆっくりした時間の流れるシリーズはやっぱりいいです。「あの人」がどうなるか知りたいのでこのまま続編を読もうかな。2014/02/13

SAYURI

4
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズの第2段。 バラバラ死体遺棄が今回の殺人事件。後半の後半くらいまで、誰が犯人か分からず、「え?そうなの!」という展開でした。犯人に襲われ、逮捕までの捕り物劇は動物達と人間の協力的な防衛と攻撃で、スリル満点です。2011/06/05

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