内容説明
あの日から、すべてが崩壊に向かった。ある老人に行方不明の孫を捜してくれと頼まれた日から―家電販売会社で働くニックは、二週間前に突然失踪したアルバイトの少年ジミーを探しはじめた。まもなく彼は、少年が過激なパンクグループの男と謎の美女とともに消えたことを突きとめる。が、失踪事件はやがて麻薬絡みの殺人事件へと発展し…ハードボイルドの次代を担う新鋭が放つ、ノワールの香り漂う話題の新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
midnightbluesky
2
ペレケーノスの作品の中でも名作なのに、なぜハヤカワは版権を手放したのだろう・・・。
こみっく
1
92年の作品にしては何か古い気がしていたが、1980年前後の話だとあとがきで理解した。ハードボイルドかどうかはよくわからないが、失踪した少年の捜索にまつわる事件は添え物的で、家電販売会社社員のニックを主人公とするノワール小説って感じかな。比喩を使った描写が心憎い。家電販売店で仕事中、いつもラリっ てビールばかり飲んでる同僚マッギネスは最低なヤツだと思ったけれど、2人で旅に出てニックの助けになるあたりで見直した。疾走する列車に飛び乗る場面は特に印象的。2020/11/23
かみなりちくび
0
発売当時読んだが、エルモア・レナードのファンは読むべきハードボイルドだった事と、ジーザス&メリーチェインのライブに行くシーンが出てきた気がする事が記憶に残っている。
ヒサヒサ
0
ハードボイルドの予感2009/05/02
satooko
0
久しぶりに積読消化。後口は少々苦くはあるもののサクッと読めました。2018/10/09
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