内容説明
キャニー・シャピロ、28歳。3年間付き合い結婚も考えた恋人ブルースと、距離をおくことにして3カ月、とんでもないことが!なんとブルースが雑誌にコラムの連載をスタートし、ふたりの関係やベッドでの様子を赤裸々に書いていたのだ。はじめは激怒したキャニーだが、それを読むうちにブルースが彼女のコンプレックスを理解し、欠点も含めて深く愛してくれていたことに気づく。そんなときブルースの父親が急逝し、葬儀の席で再会したふたりは…ちょっと太めの個性派主人公の成長を通じて笑いと勇気をくれる、全米ベストセラー作家の輝かしいデビュー作。
著者等紹介
ウェイナー,ジェニファー[ウェイナー,ジェニファー][Weiner,Jennifer]
1970年生まれ。米国コネティカット州で育ち、プリンストン大学で英文学を専攻。卒業後は地元紙で記者として勤務。2001年、自身の体験をベースにした『グッド・イン・ベッド』でデビュー。家族とともにフィラデルフイア在住
イシイシノブ[イシイシノブ]
上智大学比較文化学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユカリー
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読む前はラブコメみたいな軽く読めるような内容かと思ってたけど、主人公が父と関係がうまくいかなかったり、母親のパートナーが一癖ある人だったりシビアな内容もあって、少し感情移入してしまい、読み進めるのが辛かった…。太めな事だけがコンプレックスなのではなく、「過去に主人公が太めだということを理由に父親に愛されなかった事」もコンプレックスなのかな?と思いました。下巻では主人公が幸せになっていく内容だったらいいなぁ。2015/01/11
コホン
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とても未練たらたら引きずる価値のある男に思えない男にウジウジしがみつくのは、父親に愛されていない、という経験のせいなの?自分は孤独だとか思いながら、いいお友達がいるのになんか贅沢、こんなに落ち込まれたら私も精神的にだめになっちゃう、と鬱々としてたら、変な(笑)方向に話がすすんできた・・・。2013/02/14
livres
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ずいぶん前に原書を読んだので、そのおさらい。もともと英語が出来る訳ではないので、訳書を読むと新たな発見もあったり。Jennifer Weinerって、ふっくらしてて優しそうで良い感じだけど、コンプレックスだったりするのかな?2010/12/29