内容説明
ここは華やかなフロリダのイメージとはほど遠い田舎町、ヒマーシ。わたし、メイス・バウアーは森林公園に勤め、副業でワニやスカンクなど迷惑動物を駆除してもいる。母のロザリーは、いつもおしゃれで誰とも親しく接する典型的な南部のおばちゃま…だけど、彼女の車のトランクから男の死体が見つかった!殺人容疑をかけられた母の汚名を晴らすため、わたしは姉や妹と真犯人をさがすことに。でも周囲には怪しい人ばかりで―フロリダの肉牛地帯を舞台に、軽快なユーモアを盛大にもりこんだ、全米で人気の絶品コージー・ミステリ。
著者等紹介
シャープ,デボラ[シャープ,デボラ][Sharp,Deborah]
1954年フロリダ州生まれ、ジョージア大学大学院卒業。『USAトゥディ』紙に記者として20年以上勤務したのち、2008年『ママのトランクを開けないで』でデビュー
戸田早紀[トダサキ]
津田塾大学学芸学部英文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱでぃんとんⅡ
3
ちょっと期待と違った感じ…。主人公よりも他の姉妹のほうが好きかも知れません。あとは恋多きママも。2010/04/16
ヨリ
2
Mama does time,2008 フロリダ舞台。62歳のママと娘たち、濃い性格の人々。教会の牧師で稼ごうとする伝道師とかおかしい。ワニとの格闘がすごい・・・持ち逃げは唐突かな。2011/02/01
kindannomasahiro
2
1人1人のユニークなキャラクターの個性が生き生きと描かれていてよかったです。ただ、それらを楽しむなら良いのですが、ミステリーとしてはほかの作品と比べるとイマイチかなとかんじました。ミステリーは、これって回収できるの!?のと思うほど特殊な伏線が綺麗に解かれたり、意外な人物が犯人だったり、最後にどんでん返しがあったりするのが醍醐味です。その醍醐味がこの作品は少ないです。その上長いので、途中であきてしまったり、平凡に感じてしまいます。2014/03/22
Count_Zero
2
うーん…。帯につられて買ったけどちょっと微妙だったなあ。主人公は「野生動物と戦う個性派ヒロイン」って程でもなかったし2010/04/13
まほろば
1
コージーミステリっぽく、面白かった。2018/07/07