内容説明
幸せな結婚を夢見ていたエミーは、長年つくしてきた恋人にあっさり捨てられたばかり。大手出版社に勤めるリーは、理想的な恋人もいて申し分ない生活を送っているのに、なぜか結婚に踏みきれない。そして、美貌にもお金にも恵まれているが、もう若さでは勝負できないと焦るブラジル出身のアドリアナ。30歳を目前にした親友同士の3人は、これからの1年間で自分自身を変えていこうと誓いを立てる―。家族も恋人もいまの仕事も、すべて大切。だけど、わたし、このままじゃ納得できない!ベストセラー『プラダを着た悪魔』の著者の最新作。
著者等紹介
ワイズバーガー,ローレン[ワイズバーガー,ローレン][Weisberger,Lauren]
1977年ペンシルベニア州生まれ。コーネル大学を卒業したのち、ファッション誌『VOGUE』に編集長のアシスタントとして勤務。9カ月後に旅行雑誌社に転職し、記事を書くかたわら創作講座を受講する。2003年のデビュー作『プラダを着た悪魔』は全米でベストセラーとなり、映画化された。ニューヨーク在住
佐竹史子[サタケフミコ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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wealth
3
エミーがダンカン振ったシーンはすっきりしました。リーみたいな女性の話が恋愛小説で読めるとは思ってなかったから、新鮮で楽しめました。アドリアナの、二人に対する攻撃的な気持ちも親友ならでは。プラダをよりは楽しめました。でも、あと一歩でエンタメ小説の域を出ない!プラダの時もそうだったけど、あの紙幅を割いてコレかぁ…↓↓てなってしまう。リーはもっと生かしようがあったように思います。でも楽しんで読めたから、パーティープランナーも読んでみようかな。2012/02/15
霧雨
2
映画のシーンが目に浮かんでくる小説。アメリカならではのリッチな設定は、映画そのもの。2013/07/16
まつり
2
大学時代の女友達でアラサーの三人。キャリアも順調で、誰もがうらやむ恋人を持ちながら、ストレスのせいか、パニック障害持ちの編集者リー、結婚願望の強いエミーは5年つきあってた彼に捨てられた。そしてセレブで仕事を持たず、完璧な容姿を武器に男の操り方を会得しているアドリアナ。そんな三人がハリー・ウィンストン=結婚指輪を探して、女の人生を模索するアメリカンな連続ドラマのようなお話。海外独身アラサーも同じように微妙でもんもんとしているのがわかり、興味深い。ただ、500ページ超えは、きついかな。 2013/01/15
momo
1
サクッと読めて映像が思い浮かぶお話でした。2017/08/06
livres
1
なんとなく、思った通りの展開?登場した3人の女の子達も、いかにもな組み合わせだし。でも、終盤の、ジェシーの結婚した理由や、ポールの気持ちなどのオチはサスガです。ハリー・ウィンストンのリングなら、もちろん私も欲しい!2010/06/11