• ポイントキャンペーン

ハヤカワ演劇文庫
ニール・サイモン〈2〉サンシャイン・ボーイズ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 166p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151400056
  • NDC分類 932
  • Cコード C0197

内容説明

人気コメディアンだったウィリーも今はわびしい一人暮らし。甥でマネージャーのベンが珍しくつかんできた仕事は、往年の名コンビぶりを見せる回顧番組で、あの憎たらしい相方アルとの共演が必須条件。ベンの必死の説得で渋々稽古に入るが、目は合わせない、言葉じりをとらえ対立する、二人の意地の張り合いはエスカレートし遂に決裂へ…人生の黄昏時を迎えた男たちの姿を、最高のユーモアと哀感をこめて描く傑作戯曲。

著者等紹介

サイモン,ニール[サイモン,ニール][Simon,Neil]
1927年、ニューヨーク州ブロンクス生まれ。ニューヨーク大学、デンヴァー大学で学び、アメリカ陸軍に入隊、キャンプ内の新聞で執筆を始める。除隊後、兄ダニーとラジオやテレビにコメディを書き始める。やがて活動の場を舞台に移し、61年の「カム・ブロー・ユア・ホーン」でブロードウェイにデビュー。1966年~67年には、「おかしな二人」を含む四本が同時にブロードウェイで上演されるほどの人気を呼ぶ。73年の最愛の妻の死からしばらく公私ともに低迷の時期を経たのち、自伝的な「思い出のブライトン・ビーチ」(1983)「ビロクシー・ブルース」(1985)「ブロードウェイ・バウンド」(1986)で“ブロードウェイの喜劇王”として不動の地位を築き、91年には「ヨンカーズ物語」でピュリッツァー賞を受賞。また「おかしな二人」「ビロクシー・ブルース」「ヨンカーズ物語」で三度トニー賞を受賞。「おかしな二人」「裸足で散歩」「グッバイガール」など映画脚本も多い

酒井洋子[サカイヨウコ]
英米文学翻訳家・演出家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

my本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうすけ

24
引退した老芸人コンビの話。チャップリンのライムライトを、もっとドタバタにした感じ。セリフの掛け合いがうますぎる。かなり面白い。2022/06/18

くさてる

12
人気コメディアンだったウィリー、ようやく入ってきた仕事は喧嘩別れした相方とのコンビ復活で……という内容。単に笑うというより、ウィリーが可哀想になってしまって、ハラハラして読んでいたのだけど、ラストで笑ってしまいました。実際に劇場で観ればまた違う印象なのかな?2020/06/27

天々

8
コント用のシナリオだからか、セリフを追うのが必死&ジレジレする言葉にかけあいのテンポや意味が文字からは拾いづらくてしんどかった。これはやっぱり劇として見たい。きっと、たたみかけるような言葉の応酬や仕草が面白いんだろうなぁと2014/07/11

nightowl

3
かつてのお笑いコンビを復活させようとする男。しかし、当の二人の溝は深く大揉めする様子を書いた戯曲。かつてどんなに活躍したスターでも老いれば後進に道を譲るしかないことを痛感。日本のコメディアンでも将来大物になりそうな人物が余り出て来ていないのでちょっと不安になる。...というように、「おかしな二人」からただ笑えるだけではない深化があらわれている。2020/01/25

Sumiyuki

2
うむ。なんだかんだいって、最後は仲良くなるパターン。2018/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5100
  • ご注意事項

最近チェックした商品