ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 12(ポアロ)<br> メソポタミヤの殺人 (新訳版)

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ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 12(ポアロ)
メソポタミヤの殺人 (新訳版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151310126
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

考古学者と再婚したルイーズの元に死んだ先夫から脅迫状が。それは不可思議な殺人事件の序曲だった……過去の悪夢をポアロは暴く

内容説明

考古学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらに彼女は寝室で奇怪な人物を見たと周囲に訴える。だが、それらは不可思議な殺人事件の序曲にすぎなかった…過去から襲いくる悪夢の正体をポアロは暴けるか?幻想的な味わいをもつ中近東を舞台にした作品の最高傑作、新訳で登場。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

田村義進[タムラヨシノブ]
1950年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

334
創元推理文庫の『殺人は癖になる』というタイトルの方で読み、長らく別の作品だと信じこんでいた作品。いちおう密室殺人物。あらためて読んで感じたのは、クリスティは密室等の物理トリックに全く興味がなく、他作家とのネタ被りも気にしていなかったのではないかということ。それほど密室トリックはチープ。むしろ第二の殺人がえぐいやり口で、クリスティ闇落ちか?と心配になる。トリックに汲々とせず、視点が一段高かったという証左なのかもしれない。エキゾチックな中近東の雰囲気がそこそこ楽しめるが、いかんせん粗も多い、惜しい一冊。 2021/04/13

れみ

88
ポアロシリーズ12作目。イラクの遺跡で発掘活動中の考古学者のレイドラー博士の妻・ルイーズは死んだはずの元夫からの脅迫状や寝室で目撃した奇怪な人物の存在に悩まされ周囲に訴えるなか、事件が起こる…というお話。物語は、体調が悪い(?)ルイーズのために呼び寄せられた看護婦・レザランの書いた記録として語られていく形。誰もが疑わしいような人間関係のなか、ポアロがたどり着いた真犯人は、この人だったら面白いなぁと思ってた人だった。2020/11/03

NAO

87
【月イチテーマ ミステリ】メソポタミヤの遺跡発掘調査隊の宿舎で起こった密室殺人事件。この作品で注目すべきは、女性たちだ。周囲の者たちを支配せずにはいられない女王様気質のライドナー夫人、夫のためならなんでもしかねない母性本能に溢れたマーカド夫人、賢く理性的なミス・ジョンソンとミス・レザラン、若さの特権ともいうべきあけすけなミス・ライリー。その一方で、男性陣は、ライドナー博士以外はパッとしない。強烈な愛の話。こういう愛も、確かにあるのだろう。2020/11/30

とろこ

51
クリスティーデビュー100周年&生誕130周年を記念しての新訳&新装版。中近東を舞台にしたポアロシリーズ。とても面白かった。読み継がれるのには訳がある!トリックはシンプル過ぎたけれど、最後まで犯人は分からなかった。そして、被害者や犯人候補の心理描写の巧みなこと!死んだ夫から届く手紙と考古学が絡み合って、不思議な魅力が生まれていた。2020/07/28

優希

50
ポアロもの。考古学が題材になっているので興味深く読めました。脅迫状と奇怪な人物が不可解な殺人事件へと流れるので、過去から襲う悪夢の謎をポアロが解決できるかハラハラさせられました。幻想的な文化を感じる作品で面白かったです。2023/12/11

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