内容説明
トップ・アーティストの宇多田ヒカルと『アルジャーノンに花束を』を生んだ作家ダニエル・キイス。輝く才能をもつ二人が、芸術、生と死など幅広いテーマで語り合った話題の対談をはじめ、ハヤカワ国際フォーラムでのキイスの講演、人気作家や女優が薦める作品、キイスの素顔や創作秘話が明かされるロング・インタビュー、最高の執筆陣による評論などを収録。豪華な内容でダニエル・キイスの魅力をすべて紹介する魅惑の一冊。
目次
第1部 日本に来たダニエル・キイス
第2部 ダニエル・キイスとわたし
第3部 ダニエル・キイスの素顔に迫る
第4部 ダニエル・キイスの作品
第5部 作家論&評論
第6部 多重人格の謎を解く
第7部 資料篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきえ
9
「エンパシー」ということについて考えさせられた。「私は君の医者でもなければ、裁判官でもない。君を裁くことなんてしない。…」。そう。普通の生活レベルでは、「正義」は必要ではないのかもしれない。大切なのは、よりそうこと。ただ、そばにいるだけでいい。手を握ってあげるだけでいい。深い後悔の念をもって、強く、そう思う。ついでに、後半はつまらなかった。別にいらないと思う。2013/11/10
フォレスト
3
SF読みにとって、キイスといえば今に至るも「アルジャーノン」だけであり、私もSF者ゆえに「五番目のサリー」や「ビリー・ミリガン」を結局積んだままにしちゃったんですよね。もしかしたらキイスの本質である後者を読まずに終わっては後悔する事になるのではないか?と、今になってやっと以降の作品に手を出す気になってまず本書を^^。長らく放っておいた置いた事を猛省させられそうな感触はありました。読まねば。(ところで本書でキイスと対談している宇多田ヒカルは何と16歳!多くは語らないが対等に語り合っているのに驚かされました)2010/07/11
しみず
1
宇多田ヒカルとの対談があるということで読みました。ビリー・ミリガンの方は知ってはいたのですが、アルジャーノンの方は「きいたことあるような、ないような」でした。借りてみようかな。2015/04/07
還暦院erk
1
父の蔵書を実家から借りてきて数日かけて読了。講演やインタビュー、対談、作品解説などもりだくさん。ネタばれ多数あり。特に『アルジャーノンに花束を』未読の人は一応読んでからこの本に入るのがおススメ。2012/04/02
ハル
1
キイスはもちろんすごいのだが当時16歳だった宇多田ヒカルのレベルがあそこまで高かったとは。2011/07/14