ハヤカワ文庫<br> 密造人の娘

ハヤカワ文庫
密造人の娘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151000942
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

公正な裁判をめざし、弁護士のデボラ・ノットは地方裁判所の判事に立候補した。だが、激しい選挙戦のさなか、彼女は迷宮入りとなった殺人事件の調査を依頼され、犯人を追い始めることに…アメリカ南部を舞台に、情感豊かに描く注目のシリーズ第一弾。アメリカ探偵作家クラブ賞、アンソニー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀長篇賞を受賞した超話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ribes triste

9
弁護士デボラ・ノットシリーズ第1作。火中の栗を拾いに行く根性が入った熱血ぶりが私は好きです。アメリカ南部の田舎という舞台設定も面白い。何より清濁併せ呑むお父さんの男前ぶりが最高。続きが読んでみたくなりました。2017/10/20

Kitinotomodati

3
かなり長い間積読していたが、内容は割りと現代的だった。主人公に兄弟が多いせいか登場人物が多くて大変。 2020/06/29

かみーゆ

3
大矢さんの女子ミスマストリードから。面白かったですねー。アメリカ南部の風土がすごく伝わってきます。主人公のデボラいいな。シリーズ物として流行るのもわかります。同性愛への視線がすごくリアルに描かれていて、30年くらい前のアメリカ南部より今の日本の方が遅れてるなあと思ったり。しかし人の名前がホント覚えられなくて大変でした。人物一覧見てもわからないという。。歳なのか。。2019/05/09

北条ひかり

2
7時間19分。カセットテープ。香川県社会福祉総合センターと音訳者さんに感謝。宮部みゆき・湊かなえなどの作品を読むと、いかにも女性が書いたものだなあと思わされるが、同じことが外国作品にも当てはまるとは思わなかった。女性が書く文章というのは、情景描写にしても・心理描写にしても繊細かつ綿密、具体的で、リアルなのだ。 2016/07/22

ぎすけ

0
弁護士のデボラは、不公平な裁判を目の当たりにし、地方裁判所の判事の選挙に出る決心をする。そんなデボラに彼女が、昔ベビーシッターをしていた娘が母親が殺された事件の真相を解明して欲しいと依頼される。判事の裁判とか、日本でわかりづらい話がでつつも、読みやすかったし、デボラの過去や人間関係も興味深かった。シリーズ化されているらしいが、翻訳されていれば読みたい。2015/12/06

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