内容説明
誰もが悪戯だと思っていた。荒野の岩山にペンキを塗りつけることに、目的などあるはずがない。チー巡査も同じ考えだった。だからこそ、犯人を見つけたと同僚が無線連絡してきたときも、すぐに駆けつけなかったのだ。だが、現場で彼が見たものは、炎上するパトカーと同僚の射殺死体だった―。アメリカ・ミステリ界を代表する実力派が放つ人気シリーズ第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白玉あずき
37
初ヒラーマン。「花殺し月の殺人」からの派生読書。準自治州とナバホ警察について興味が湧いたので、手っ取り早く楽しみながら雰囲気を味わう作戦。居留地内は大幅に自治を認められているがこれといった産業が存在せず、就労場所もないため失業率が50%近いとか。でも下手に鉱物資源等が出ようものなら、どんな悲劇がおきるか分かったものじゃないわね。さてこれは地味だが意外と良い作品だった。白人の著者が、なぜネイティブの警官を主人公に書こうと思ったのかしらん。シリーズ10作目とか、最初から読めない、入手困難なのが残念。主人公は2019/01/12
yooou
5
☆☆☆☆☆ しばらくぶりに読みましたが鉄板の面白さでした2017/07/11
kanamori
2
☆☆☆2018/12/15
Armadillo Hidaka
2
再再再々々々・・・読2012/09/16
みずえ
2
何度読み返しても楽しめるシリーズ。