内容説明
娘を返してほしければ、第一面で第一子であることを認めよ―脅迫状を見たタブロイド紙の編集長デニスは、10歳の私生児の娘が誘拐されたことを知った。娘は母親の新進気鋭の政治家と暮らし、デニスとは面識がなく、デニスが父親であることを知らなかった。犯人はどうやってデニスと政治家の秘密を嗅ぎつけたのか?スキャンダルを恐れる政治家は警察の介入を拒み、鑑識専門家セント・ジェイムズに調査を依頼するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
29
事件は静かに始まる。丁寧な語りだけにテンポもゆっくりである。誘拐された子供。その子は政府批判をするタブロイド紙の編集長デニスの私生児。そして、母親は内務次官。父親は娘とは面識はないは、娘の母イーヴは政府批判、或いは自分を失墜させたいデニスの策略であると騒ぎ、過去を暴かれスキャンダルになれば色々と面倒になる為に警察の介入を拒む。ここら辺は読んでて「いやいや、先ずはそれよりも…」って主人公セント・ジェイムズらに同情した。結果、事件は最悪の方向へ…。これを踏まえて下巻どうなるのやら…。2022/03/23
ブル-ス
1
リンリ-とバーバラが出てくるまではとにかく退屈。 あの女すべて無くしていい気味。 アレクサンダー気づけてよかった。 やっとバ-バラにもロマンスかと思ったら・・ リンリ-はあの訳のわかんないヘレンとまとまってしまうみたいだしガッカリ。 デボラはいつまでもぐずついてるし。ちょっとあきちゃった。2014/12/16