内容説明
保安官助手になって五年も経つというのに、いまだマーティが任されるのは小さな事件ばかり。今度もそうだった。郊外の丘陵で男の惨殺体を発見したのはマーティだというのに、彼女が命じられたのは八年も前に家出した名家の娘を捜しだすことだった。が、やがてその娘の白骨死体が丘陵近くの洞窟で見つかり、二つの事件は意外な結びつきを見せはじめる。持ち前の勇気と正義感で事件に挑む保安官助手マーティ、颯爽と登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわけい
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読み終わるまでに何度も何度も眠気におそわれて、タバコを吸ったり 深呼吸をしたりで苦労して読み終わることができた。事件と直接関係ないサイドストーリーは主人公の魅力を伝える大きな武器になると思いますが少しだけ多かった気がします。登場人物がていねいに描かれているとも言えますがしつこいとも感じます。たぶん、この作者は文章を書くことが好きで好きでたまらないのだと思う。マーティ・ホプキンズはやる気満々で、勇気があって心優しく自立した女性なのになぜダメ亭主の機嫌をとらなくてはいけないのか。ウルフ博士に相談してください。2016/09/30