内容説明
現場に残された血まみれのナイフと、胴体を切り裂かれた人形―。リンダの脳裏には、三年前の忌まわしい光景が焼きついていた。娘のエイミーが何者かに惨殺されたのだ。容疑はリンダ自身にかけられ、裁判で無罪が証明されたものの、以来、彼女は人目を避けてひっそりと暮らしてきた。が、彼女の身辺でふたたび殺人事件が起こり、現場にはまたもや切り裂かれた人形が…。繊細な筆致と豊かな感性で紡ぎだす出色のサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cathy aya
1
娘を誘拐され殺害さたリンダは、容疑をかけられたものの無罪が証明された。しかし、それから3年後、同じような事件が起きた。誰が殺人者なのか。一緒に暮らしている夫なのか、別に殺人者がいるのか。娘の死によって精神的に不安定になっていたリンダは、その中で行動を起こす。というようなストーリーで、リンダが主人公と思って読んでいましたが、後書きを読んだら、オークランド警察の殺人課の二人の刑事を主人公にしたシリーズの3冊目でした。それに気がつかないということは、主人公の二人がイマイチ主人公ぽくなかったということかしら?2013/07/28
竜
0
かなりマイナー?2011/04/14