内容説明
古書店からたくさんの本を引き取って大喜びのクィララン。一方のシャム猫ココは、本が詰まったダンボール箱に異常な興奮ぶりを示す。ココの行動は何を示しているのか？クィラランはそれとなく調査を始めるが、ほどなくしてココがおなじみの「死の咆哮」を発した。まもなく女性が蜂に刺されて死亡するいたましい事件が起こってしまう。さらにクィラランの恋人のポリーの身になんと…シリーズの大転機を迎える注目作。
著者等紹介
羽田詩津子［ハタシズコ］
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぶんこ
40
ウン十年振りに読んだココとクィラランのシリーズ。こちらが最終巻だったようで、多分読んでいませんでした。著者がこの後に亡くなられているので続きが無いと知り驚きました。この作品も謎が2つとポリーのフランス移住のその後が未解決のままで終わっていて、狐につままれたよう。解説を読んでも、亡くなられた事は言及あるものの、この作品の中途半端な事への言及は無し？訳者さん、最後まで調べて欲しかったです。2019/03/21
はるき
11
シリーズ最終巻。著者が亡くなったのでこの結末でラスト。ストーリーへの不満と続刊が読めない寂しさで切なくなった。晩年に近づくにつれ徐々に観光スピードが落ち新刊の枚数も減ってきていた。けれど、最後まで書き続けた著者に盛大なエールを送りたい。楽しませてくれてありがとうございました。ご冥福を追い守いたします。2015/09/29
飛鳥
5
何とか頑張って読み切りました。ミステリーかと思い図書館で借りましたが、これは何？という感じです。 私には面白いのか、よく分かりませんでした。話している内容もあまり興味ぎ湧きませんでした。ココとヤムヤムは踊ったりと可愛いのですが。最後もはっきりせずに曖昧なままでした。2016/12/17
barcarola
3
ポリーがまさかの……。本シリーズを順番はバラバラで読んでいるのだが、本作が最終巻だったようで、その点では失敗したかも。2016/11/20
sena
3
この続きを読むためには英語を勉強するしかないのだろうか。2016/10/11
