内容説明
もと新聞記者クィラランのいま一番の関心は、昨年爆破され、ようやく新装オープンしたホテルと、そのスイートルームに宿泊する謎の宝石商のこと。が、宝石商が殺され、宝石とアシスタントは行方不明に!好奇心を抑えきれないクィラランは調査に乗り出すものの、犯人の手がかりは全く掴めない。そんななか、シャム猫ココはクィラランの貯金箱からコインを盗み出し、得意顔…ココのいたずらに隠された事件の真相とは。
著者等紹介
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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さだはる
3
図書館でライブラリアンのお勧めになっていた本。すご~く昔に主人公が、まだ新聞記者だった頃の作品を何冊か読んだ事があったので大丈夫かなと思いましたが、残念ながら時の流れに全くついて行けませんでした。シリーズをちゃんと読んでいる人には、いろいろ繋がって面白いのかもしれません。私には訳も読みづらくて苦戦してしまいました。昔読んだ時は私、どう感じてたんだろうなぁ。2015/04/08
あきらマン
2
シリーズ22作目だったことを訳者あとがきで知りましたが問題なし。事件よりも小粋な人々の会話と何と言ってもココ♂とヤムヤム♀のシャム猫たちの可愛らしくもミステリアスな生態が微笑ましい。息抜きに丁度いいシリーズかと2018/01/29
kaizen@名古屋de朝活読書会
2
シャム猫ココシリーズ。 文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。 主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。 猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。 今回は、主人公が、昨年爆破され新装開店したホテル。宿泊する謎の宝石商が殺され、宝石と助手が行方不明。シャム猫ココはクィラランの貯金箱からコインを。 生活感の溢れる話題が2011/07/20
くわずいも
1
再読2020/05/11
けいちか
1
これってミステリーじゃないよね。2007/05/15
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