ハヤカワ・ミステリ文庫
束縛―サニー・ランドル・シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150756802
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

私立探偵サニーは精神科医の元夫に尾け回されて怯える女性の護衛を請け負った。が、ストーカー行為は日増しに激しくなり、護衛するだけでは太刀打ちできない。元夫を遠ざけるため、サニーは患者のふりをして彼に接近し、弱点を探る。やがて、医者という立場を利用して女性患者に性的関係を迫るゆがんだ精神科医の姿が明らかになる…巨匠パーカーが贈る女性探偵サニー・ランドル・シリーズ待望の第三弾。

著者等紹介

奥村章子[オクムラアキコ]
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

274
★★★☆☆ サニー・ランドルシリーズ第3作目。 前作『二度目の破滅』に続いて、今作もストーカーからの保護依頼。しかし今回の依頼人は珍しく良い人だった! 犯人は小粒なレイプ野郎だったが、沢山の女性を食い物にしていたので、1人の女性にストーキングするほど執着した理由が不可解ではあった。 サニーとリッチーの関係は全く理解できず、イライラしっぱなし。よりを戻すか、自由を選ぶかハッキリして! とはいえ、ストーリーは割と面白かったし、ブルテリアのロージーが可愛すぎなため、それだけで読む価値ある。2022/11/13

bapaksejahtera

17
女探偵サニーは、ストーカーに悩まされる女性小説家の護衛を依頼される。各地を周るツアーで早速彼女の元夫の精神科医が姿を表し、都度作家は強いショックを示す。原因を質すサニーに対して作家は中々それを詳らかにしない。サニーの調査は作家の元夫と友人達による治療に名を借りた、何件かの殺人を含む非道が次第に明らかにする。証拠を残さない彼らに対して、主人公は終に自身が囮となることを決断する。矛盾なくスムーズな進行の小説だが、常に理解ある態度で最後には彼女の緊急を救う探偵の元夫に対し、主人公はハリウッド男との浮気で報いる。2023/05/17

tai65

2
星4・52019/07/01

yos

2
なんだかお手軽。いまいちそりが合わない。「言うことを聞かないとハドソン川にプカプカ浮くことになるよ」と警告された直後に、夜の町で無防備に犬を散歩させていて暴漢に襲われかけるなんて、あまりにあまり。B級ホラーですね。林家こぶ平氏は推薦しているようですが。

かしこ

1
別れた夫イケメンなのにな…なんで離婚したかわからん2018/07/16

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