内容説明
カーステアズ家の子どもたち、14歳のダイナ、12歳のエイプリル、10歳のアーチーは、勇んで探偵に乗り出した。お隣りのサンフォード家の奥さんが射殺されたのだ。でもおかしい。銃声は二発聞こえたのに、被害者が撃たれたのは一発だけ。そしてサンフォードさんの旦那さんも姿を消して…ミステリ作家のお母さんを有名にするために、子どもたちの大活躍が始まった!ほのぼのユーモアたっぷりの本格ミステリ、新訳で登場。
著者等紹介
ライス,クレイグ[ライス,クレイグ][Rice,Craig]
1908年、シカゴ生まれ。ティーンエイジャー時代からジャーナリストとして働き、若くしてラジオ作家、プロデューサーとなった。そうした経験を生かして作家に転身。1933年に『時計は三時に止まる』でデビュー。同書で登場した弁護士J・J・マローンのシリーズをはじめ、ビンゴ&ハンサムのシリーズなど、ユーモアあふれる本格ミステリを発表。なかでも1944年発表の『スイート・ホーム殺人事件』は、彼女の代表作として高く評価されている。1957年に死去
羽田詩津子[ハタシズコ]
お茶の水女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。