ハヤカワ・ミステリ文庫 87分署シリーズ<br> キングの身代金―87分署シリーズ (新訳版)

個数:
電子版価格
¥1,298
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ・ミステリ文庫 87分署シリーズ
キングの身代金―87分署シリーズ (新訳版)

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2025年08月05日 00時15分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150708108
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

87分署の面々が少年の取り違え誘拐事件を追う。ハリウッド・リメイク決定の映画「天国と地獄」の原作にもなった傑作が新訳で登場

内容説明

アメリカの大都市アイソラで、大会社重役ダグラス・キングの運転手の息子が誘拐された。犯人はキングの子と間違えたのだ。身代金を払えばキングは破産。しかし人道的には…一方、アイソラ市警87分署のキャレラ刑事らは犯人との交渉のためキング邸に赴くが、主人が非協力的で捜査は難航。まもなく身代金の受け渡し時刻が迫る―。警察小説の金字塔にして映画「天国と地獄」の原作が堂場瞬一の新訳で蘇る。

著者等紹介

マクベイン,エド[マクベイン,エド] [McBain,Ed]
1926年ニューヨーク生まれ。架空の街アイソラ市を舞台に87分署のキャレラ刑事らが活躍する“87分署”シリーズのほか、本名エヴァン・ハンター名義の『暴力教室』など傑作を多数発表した。1986年にアメリカ探偵作家クラブ賞巨匠賞を、1998年にイギリス推理作家協会賞ダイヤモンド・ダガー賞を受賞。2005年没

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生、青山学院大学国際政治経済学部卒、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひで📚🏈

42
堂場瞬一さんの「新訳版」本屋さんで見つけて即買いしました…数十年ぶり!の再読でした。「自分の罪のつぐないを払わされるのさ」→「自分の身代金をはらうのさ」新旧を比較してみるとなかなか面白い!堂場瞬一さんのインタビュー、最後の「余談」もなかなか興味深く面白かった!ぜひ、新訳版の第2弾、第3弾も期待したいです。2024/09/10

森オサム

36
著者初読み(エド・マクべイン、堂場瞬一共に)。87分署シリーズ十作目。1959年のアメリカの作品なので、社会風俗的にはピンと来ず。また誘拐犯人と被害者?キングの描写がずっと続くので、87分署の刑事達のキャラが分からず少々残念では有った。が、本作のテーマで有ろう格差の問題や、他人の子供の身代金を払えるのか?、と言う所謂究極の選択は胸に刺さる。そう言う意味では読んでる間ずっと重苦しく、自分だったらどうなんだろう?と考えずには居られなかった。映画「天国と地獄」は20年以上前に一度観たきり。この機会に観直したい。2025/01/23

みつ

35
初マクベイン。警察小説として名高い「87分署」シリーズの一冊であるが(さすがに名前だけは知っていた)キャレラ刑事他警察官の活躍は思いのほか少ない。大富豪の息子と誤って運転手の息子を誘拐した犯人グループからの身代金要求に、会社を手に入れるためにどうしても金が必要な富豪は応じるのか。運転手のみならず自分の家族、さらには警察の訴えも受けながらジレンマに晒される富豪の姿は、傲慢さよりも痛々しさが目立つ。一方で犯人グループの側も家族が翻意を促し、犯人が傍受した警察無線が織り込まれることで緊迫感を高めてゆく様は見事。2025/07/03

しゃお

33
〈87分署〉シリーズの中でも代表作と呼ばれる作品を、作家の堂場瞬一さんによる新訳で読む事ができました。〈87分署〉シリーズは初期の数作しか読んでいなかったので、こういう機会は嬉しい。お馴染みの刑事達が脇に回って、身代金を支払うのかどうなのか。そして犯人達はどう金を受け取るつもりなのか。徐々に緊張感高まっていく様子が一気に読ませます。車の装備について序盤で指摘しているのに肝心なところで忘れていたのは頂けませんがw 黒澤明監督により映画化された『天国と地獄』、多分観ていないと思うので観てみたい。2024/12/06

geshi

27
黒澤明の『天国と地獄』の元ネタならさぞやサスペンスフルなのだろうと思って読み始めたら、話がなかなか進まずモヤモヤ。警察小説の割に警察側の描写が少なく、中心にあるのは「人生を賭けた大金を他人の息子のために差し出せるのか?」というキングの葛藤。人道もあるだろうがそりゃ迷うだろうと思い、妻に、運転手に、警察に人非人扱いされるのを見ると苦い思いが伝わる。一方で犯人側にも誘拐を是認しないキャシーと冷酷に振舞うサイとの葛藤が描かれる。誘拐劇を通じた人間の善性はどこにあるのか?の話としては濃密。2025/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22027018
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。