ハヤカワ・ミステリ文庫<br> ねずみとり

ハヤカワ・ミステリ文庫
ねずみとり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150700577
  • NDC分類 932

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

11
「三匹の盲目のねずみ」の戯曲版。舞台上で役者が演じているのを想像しながら読む。雪に閉ざされた山荘に集まる人々。山荘を経営している若夫婦に刑事が加わり、過去に起こった悲しい出来事を発端にした殺人が起きる。その事件の関係者と犯人が山荘の中にいて、もう一つの殺人が起こる可能性がある。ポアロもどきのような人物がたどたどしい言葉遣いで舞台上で笑わせる、そんな場面を思い浮かべながら楽しく読んだ。2023/03/24

barcarola

7
言わずと知れたクリスティーを代表する戯曲。雪の山荘、聞こえてくるマザー・グースと、フォーマット通りである(?)。小説との読み比べもまた良し。2022/08/27

kinka

7
雪山のゲストハウスに閉じこめられた男女に突然もたらされる脅威。「この中に殺人犯がいる」。マザーグースのメロディに乗せ、次第に明らかになる過去の因縁、誰もが事情を抱え、嘘をついていて…。トラップに閉じ込められたのは犠牲者か、それとも犯人を追い込めるのか。劇場では、「見ていない人に結末を教えないで」と口上が述べられるというラストは、うん確かに教えちゃ駄目だわ。記録を作ったロングラン作品だけど、劇場で見ればまた違うのかしら、面白いとはいえ地味だなあ…。まあセットにお金かからないし、演技と演出でかなり変化しそう。2016/05/24

satsukiskaia

1
面白かった 途中からなんとなく犯人想像できた2024/02/18

takeakisky

1
スーパーロングランのお化け舞台。1952年10月からと云うから70年以上!何がそんなにと思ったが、読んで、その一端は見えた。いろんな要素が少しづつ。無駄のない登場人物。分かりやすい台詞と背景。容易に立ち上がるイメージ。しかし、奥さんの歳はいくつなんだろう?2024/01/15

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