出版社内容情報
なぜ自由は自然に生まれないのか? データが示す、僅かな国家のみが該当する「狭い回廊」とは? 人類史を総攬する、世界的名著
【目次】
内容説明
独裁的な国家の台頭や無秩序な社会の拡大―世界で今、自由が揺らいでいる。そもそも自由な社会はなぜ稀なのか?無政府状態では個人の生命すら守れないが、法を司る国家権力=リヴァイアサンは暴走しうる。自由と秩序はその狭間の「狭い回廊」にしか存在しない。古代ギリシア、イギリス、中国などの歴史研究をもとに、国家と社会の力が拮抗し、「足枷のリヴァイアサン」が生まれる道筋を描いた名著。
目次
序章
第一章 歴史はどのようにして終わるのか?
第二章 赤の女王
第三章 力への意志
第四章 回廊の外の経済
第五章 善政の寓意
第六章 ヨーロッパのハサミ
第七章 天命
第八章 壊れた赤の女王
著者等紹介
アセモグル,ダロン[アセモグル,ダロン] [Acemoglu,Daron]
1967年生まれ、トルコ出身。経済学者。専門は政治経済学、経済発展、経済理論など多岐にわたる。2024年に「社会制度が国家の繁栄に与える影響の研究」でサイモン・ジョンソン、ジェイムズ・A・ロビンソンと共同でノーベル経済学賞を受賞
ロビンソン,ジェイムズ・A.[ロビンソン,ジェイムズA.] [Robinson,James A.]
1960年生まれ、イギリス出身。シカゴ大学ハリス・スクール・オブ・パブリック・ポリシー教授。専門は政治経済学と比較政治学、経済発展と政治発展。ラテンアメリカとアフリカの研究者で、ボツワナ、モーリシャス、シエラレオネで研究を行う。2024年に「社会制度が国家の繁栄に与える影響の研究」でダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソンと共同でノーベル経済学賞を受賞
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部卒、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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