ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 脳は世界をどう見ているのか

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ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
脳は世界をどう見ているのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150506179
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0140

出版社内容情報

知能の謎を解く「1000の脳」理論とは? 神経科学者にして起業家が独創的発想で脳の仕組みから人類の未来までを描くベストセラー


【目次】

内容説明

私たちの脳は「座標系」を用いて世界をモデル化する。その担い手は、新皮質を構成する1片2.5mm3の「皮質コラム」。物体1つに対して数千のコラム、その1つひとつが次の入力を予測し、外界を知覚している。これは政治や数学といった抽象的な知識でも同様で、思考とは座標系内の概念から概念へと動きまわることに他ならない―「1000の脳理論」が示す知性の本質と人類の未来とは?異能の神経科学者によるベストセラー!

目次

第1部 脳についての新しい理解(古い脳と新しい脳;ヴァーノン・マウントキャッスルのすばらしい発想;頭のなかの世界モデル;脳がその秘密を明かす;脳のなかの地図;概念、言語、高度な思考;知能の一〇〇〇の脳理論)
第2部 機械の知能(なぜAIに「I」はないのか;機械に意識があるのはどういうときか;機械知能の未来;機械知能による人類存亡のリスク)
第3部 人間の知能(誤った信念;人間の知能による人類存亡のリスク;脳と機械の融合;人類の遺産計画;遺伝子VS.知識)

著者等紹介

ホーキンス,ジェフ[ホーキンス,ジェフ] [Hawkins,Jeff]
1957年生まれ。神経科学者、起業家。神経科学とAI(人工知能)の研究を行なうヌメンタ社の共同創業者、チーフサイエンティスト。コーネル大学で電気工学の学士号を取得。インテルのソフトウェア・エンジニアとして数年間働いた後、カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)で神経科学を学ぶ。1992年にパーム・コンピューティングを設立、現在のスマートフォンの先駆けとなる携帯情報端末「パームパイロット(Palm Pilot)」を開発する。2002年、レッドウッド神経科学研究所を設立。2005年、同研究所をUCバークレーに移管するとともに、ヌメンタを設立。ホーキンスのアイデアはアンドリュー・エンや松尾豊らAI分野の著名人に影響を与え、各方面から称賛を集めている

大田直子[オオタナオコ]
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

21
「脳の役目はモデル化と座標の割り当て」というのはよくわかった。しかし後半のところの代わりに、多少話が専門的すぎても構わないから、もっと現代の脳科学の最前線についての話を読みたかったと思う。2025/09/22

にゃんち@雑食系

4
★4.3。人間の脳は「座標系」を用いて世界をモデル化していると説く。それは新皮質を構成している「皮質コラム」で、これがあるからこそスムーズに学び、記憶し、予測できる。コンピュータには真似のできないシステムで、それをAIに任せたらどうなるか、人類はいずれ滅亡することを前提に予測する。三章立てで、半分は一章で脳についてだったけど、二・三章では人工知能や宇宙などSF的な考え方も書かれていて興味深い。2025/11/25

むらむら

3
大脳に代表される新皮質は格子細胞と場所細胞で構成され、それぞれが座標系という概念で柔軟に働き、最終的に「1000の脳理論」が多数決で決定する。故に新皮質は応用も補完も効くし、閾値に満たない発火の説明もつく。この第一部だけでもとても刺激的。第二部、第三部は、かなりSFチックにもなってくるが、この新皮質で得た知識などを何億年にも渡って受け継いでいくために何をするか。人間と機械の融合とは何か。AGIは人間になりえるのか、といったことを議論する。視点がとてもホーリスティックで、他の著作も読みたくなった。2025/10/04

N.river

2
無数の細胞の塊が座標軸で世界を分割、理解。相互作用で再び知覚する物を再構築してゆく新皮質の動き解説が鮮烈だった。そう思うと知った道を歩くだけで世界が新鮮に見えてくる。しかし全ては古い脳が遺伝子を残すため発達したものだとして、叶えば手段を択ばぬ先にあるのが滅びだった時、古い脳と新皮質、新しい脳の対立は起きる。だが共存するほかないならいつか滅びる遺伝子に代わり残せるものは新皮質のたくわえた知能であり、その手段に人類の次なる姿を思う。当然ながらSFとは一線を画す論説に興奮を禁じ得ない。2025/11/22

Go Extreme

2
新皮質 参照フレーム 皮質柱 投票メカニズム 予測 運動 学習 グリッド細胞 心的モデル 分散処理 150,000の皮質柱 ミニ脳 ヘブ型学習 感覚入力 ニューラル接続 物体認識 空間構造 統一された経験 意識 高次思考 脳の構造 知性 AIの応用 ロボティクス 並行学習 冗長処理 層状構造 ミニコラム 環境マッピング フィードバック モデル更新 脳の回復力 多数決プロセス 参照フレーム作成 感覚統合 抽象的概念 認知の分散化 パラダイムシフト ディープラーニングの限界2025/11/22

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