出版社内容情報
効率性や日々のSNS通知に追われ続ける現代人にできる最大の抵抗は「何もしない」ことだ。自らの思考と創造性を取り戻す術とは
内容説明
SNSなど、人々の関心を売買する「アテンションエコノミー」が跋扈する現代。そこから抜け出すために必要なのは効率主義から離れてみること―「何もしない」ことだ。つながりを避けては生きられない時代に、自らにふさわしいあり方を見つけ出すヒントを、哲学者、鳥たち、街頭を行き交う人人が教えてくれる。アーティスト・作家である著者が芸術と思想の知見を駆使して綴る新たなスタイルの自己啓発書。
目次
はじめに―有用の世界を生きのびる
第1章 「何もない」ということ
第2章 逃げ切り不可能
第3章 拒絶の構造
第4章 注意を向ける練習
第5章 ストレンジャーの生態学
第6章 思考の基盤を修復する
おわりに―マニフェスト・ディスマントリング:明白な解体
著者等紹介
オデル,ジェニー[オデル,ジェニー] [Odell,Jenny]
アーティスト・作家。バードウォッチング、スクリーンショットの収集、おかしな電子商取引の解析など「観察」をともなう作品を多く発表し、フェイスブック、インターネット・アーカイブ、サンフランシスコ都市計画局、レコロジーSF(ゴミ収集業者)など多様な団体で招聘アーティストとなった。アメリカ国内のほか、欧州、中国、中東などでも作品の展示が行われている。2013~2021年スタンフォード大学講師。カリフォルニア州オークランド在住
竹内要江[タケウチトシエ]
翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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