ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 何もしない

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ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
何もしない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150506049
  • NDC分類 304
  • Cコード C0130

出版社内容情報

効率性や日々のSNS通知に追われ続ける現代人にできる最大の抵抗は「何もしない」ことだ。自らの思考と創造性を取り戻す術とは

内容説明

SNSなど、人々の関心を売買する「アテンションエコノミー」が跋扈する現代。そこから抜け出すために必要なのは効率主義から離れてみること―「何もしない」ことだ。つながりを避けては生きられない時代に、自らにふさわしいあり方を見つけ出すヒントを、哲学者、鳥たち、街頭を行き交う人人が教えてくれる。アーティスト・作家である著者が芸術と思想の知見を駆使して綴る新たなスタイルの自己啓発書。

目次

はじめに―有用の世界を生きのびる
第1章 「何もない」ということ
第2章 逃げ切り不可能
第3章 拒絶の構造
第4章 注意を向ける練習
第5章 ストレンジャーの生態学
第6章 思考の基盤を修復する
おわりに―マニフェスト・ディスマントリング:明白な解体

著者等紹介

オデル,ジェニー[オデル,ジェニー] [Odell,Jenny]
アーティスト・作家。バードウォッチング、スクリーンショットの収集、おかしな電子商取引の解析など「観察」をともなう作品を多く発表し、フェイスブック、インターネット・アーカイブ、サンフランシスコ都市計画局、レコロジーSF(ゴミ収集業者)など多様な団体で招聘アーティストとなった。アメリカ国内のほか、欧州、中国、中東などでも作品の展示が行われている。2013~2021年スタンフォード大学講師。カリフォルニア州オークランド在住

竹内要江[タケウチトシエ]
翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゃれら

20
都心の無人書店のワゴンにおいてあってタイトル・表紙デザインからしても軽めの自己啓発本と思いきや、硬派・重厚な思想書と言っていいエッセイだ。起きている間スマホに触らずにいられない我々の「注意」がマネタイズされ続ける異常な状況への抵抗を呼び掛けている。引用される作家は、エピクロス、スキナー、アレント、荘子、フーリエ、ル・グィン、ディオゲネス、ドゥルーズ、メルヴィル…。この中で特にアレント「人間の条件」とメルヴィル「代書人バートルビー」は本書の極めて重要な軸となっている。難しい議論だが一読の価値はある。2024/03/28

Ñori

4
注意経済をボイコットし、コモンの再生に「無為自然」を意識しながらも関わっていける時には関わっていこうという感じか。時間と空間そして自律が大切になってくるのは思っていた通りの内容だったが、著者の環境を考えたときに「何もしない」はやはり特権の芳香が見え隠れして、どうにも気になってしまった。2024/01/23

シャンピニオン

3
挫折した。コンセプトは全く同意で、このままでは、破滅に向かうしかない資本主義に対して、何もしないという新たな価値を作れれば破滅から脱却できるのではと思う。そういう新たな価値の創造について示唆あるのではと頑張って読んだが、言いたいことはわからず、飛ばし読みしても引っ掛ける文章にであえずじまいだった。波長が合わないのかな。生産し破壊し続ける、停滞を嫌い拡大成長を是とする世の中をなんとか出来ないのか。2024/03/15

穂垂ユキ

1
評価 : 4 自己啓発・ビジネス的な内容だと思って買ったが内容はエッセイに近く思っていた感じではなかった。しかし普段読まないような内容だったので新鮮で面白みがあった。2024/04/06

dani

1
第二章、140ページで挫折。それ以上の感想はなし。2024/03/17

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