出版社内容情報
神様ではなく、科学を信じる「知的な勇気」を持つこと。進化生物学の大家がやさしく語る、不合理はびこる現代社会へのメッセージ
内容説明
人類はいかにして誕生したのか?星々はどうして夜空を巡るのか?古くは神や天使が司っていたこれらの「未知」を解き明かしたのは、思い込みでは満足しない、先人たちの澄み切った科学的思考だ。その本質のなんたるかを、既存の宗教や迷信をつぶさに繙きながら、現代最高のサイエンス作家が明快に示す。さあ、歩きだそう。バクテリアからヒト、そして遥かな宇宙へと広がる科学の地平に。
目次
第1部 さらば、神よ(神はとてもたくさん!;でも、事実なの?;神話とその始まり;聖書は善良の書なのか?;善良であるために神は必要か?;何が良いことか、どうやって決める?)
第2部 進化とその先(きっとデザイナーがいるはず?;ありえなさへの歩み;クリスタルとジグソーパズル;ボトムアップかトップダウンか;私たちは信心深くなるように進化したのか?親切になるように進化したのか?;科学から勇気をもらう)
著者等紹介
ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード] [Dawkins,Richard]
イギリスの生物学者・作家。1941年ナイロビ生まれ。英国王立協会フェロー。オックスフォード大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学講師。1976年刊行のデビュー作『利己的な遺伝子』が世界的ベストセラーとなり、ドーキンスの名を一躍知らしめた。無神論者としても知られ、2006年に発表した『神は妄想である』(早川書房刊)は全世界に衝撃を与えた
大田直子[オオタナオコ]
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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