ハヤカワ文庫NF<br> 日英インテリジェンス戦史―チャーチルと太平洋戦争

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ハヤカワ文庫NF
日英インテリジェンス戦史―チャーチルと太平洋戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505448
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0120

出版社内容情報

太平洋戦争はなぜ起きたのか? インテリジェンス研究の権威のデビュー作『イギリスの情報外交』が1万字超の加筆を施し改題復刊

内容説明

第二次世界大戦を勝利に導いたチャーチル英首相は、敵国の秘密情報を得ることに執念を燃やした。米国の協力により日本の外交暗号「パープル」を突破し、極東情勢の急変を予見。日本が無謀きわまる太平洋戦争に突入する一方、米国の参戦によって英国は戦局を打開する―。新史料から見えた日英の情報戦の実態とは?インテリジェンス研究の第一人者のデビュー作が、最新の研究成果をふまえた大幅加筆のうえ改題・文庫化。

目次

第1章 インテリジェンスとは何か
第2章 イギリスの対日情報活動
第3章 情報分析から利用までの流れ
第4章 危機の高まり―日本の南進と三国同盟
第5章 危機の頂点―一九四一年二月極東危機
第6章 危機の緩和と英米の齟齬
第7章 対日政策の転換点―日本軍の南部仏印進駐
第8章 イギリス外交の硬直化と戦争への道

著者等紹介

小谷賢[コタニケン]
日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

14
連合王国の情報収集・分析・活用の流れを感じる。〈英外務省はそれほど部局にこだわらず、広く情報を共有することによって、多角的に分析された情報を政策立案の源泉として利用していたのであった。〉自分の職場を見返すだけでも嘆息。2019/09/24

CTC

12
19年ハヤカワ文庫NF、単行本は04年PHP研究所。著者は日大危機管理学部教授、近著に中公新書『日本インテリジェンス史』がある(これは良書)。 本書単行本時のタイトルは『イギリスの情報外交』…本書は40〜41年の英国対日インテリジェンスがどのように外交戦略に活用されたかをみるものなので、現タイトルは羊頭狗肉感が強い。改題の必要は商売上の都合だとみて間違い無いだろう。著者は文庫化に際し04年以降の公開資料も反映させ、更に詳細注釈と出典明記によって本書の価値を高めた筈なのに、本書自体も陳腐に見えてしまう。2023/03/25

hayatama

6
軽い気持ちでポチった本やったけど、けっこうマジな学術書やった。(読むのに時間かかった。)太平洋戦争開戦前の英日関係を諜報という観点から読み解く本。だよなぁ、と思ったのが、イギリスが、対独戦にアメリカを巻き込むという視点で日英関係を見つめていたところ。謀略好きのきらいはあるけど、イギリス外交の面目躍如といったところ(何回も大混乱してるけど。)いやはや、新しい観点を発見できる良書でした。ただ、読むにはそれなりの覚悟が必要なマジメな本。2019/10/24

TALOS

5
正直言うと想像以上に難しい内容だったためそこまで理解できたかと言われると微妙です。しかし、国家という巨大な組織が各人の思惑に左右されながら、意思決定されしかもそれが国家間の微妙な力関係でなっていることの一端を知ることができました。2020/05/30

dongame6

5
私も日本人なのでどうしても太平洋戦争の勃発を日米関係を主軸に捉えてしまうが、英国と日本の外交関係を英側の資料を基にインテリジェンスの側面から捉えていくこの本は抜けている視点を埋めてくれるという意味で価値のある本だった。国家の情報組織というものの構造や、情報の伝達や共有などが政府の意思決定にどのような影響を与えるのか、あるいは与えないのか、歴史の情勢に成功と失敗の実例がそのまま表れており、とても面白かった。2019/09/15

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