ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 虚妄のAI神話―「シンギュラリティ」を葬り去る

個数:
電子版価格
¥968
  • 電子版あり

ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
虚妄のAI神話―「シンギュラリティ」を葬り去る

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月17日 18時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505431
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0130

出版社内容情報

「AIは人類を超える」という未来予測に潜む罠とは? AI脅威論を唱えるGAFAら巨大IT企業の政治的野望をも看破する警告の書!

内容説明

「2045年、AI(人工知能)は人類を凌ぐ知性を獲得する」―著名な科学者や企業家が提唱する「シンギュラリティ(技術的特異点)」の到来は、科学的根拠の乏しい「おとぎ話」にすぎない!では、AI開発に巨額を投じる一方でシンギュラリティ仮説にもとづきAIの脅威を触れまわる、GAFAらメガテック企業の野望とは?フランスの哲学者が放つ警告。

目次

第1章 状況は切迫している(らしい)
第2章 技術的特異点
第3章 指数関数的な爆発
第4章 コンピュータは自律できるか?
第5章 現代のグノーシス
第6章 来たるべき未来
第7章 シンギュラリティと終末論
第8章 偽りの人類愛

著者等紹介

ガナシア,ジャン=ガブリエル[ガナシア,ジャンガブリエル] [Ganascia,Jean‐Gabriel]
哲学者。ソルボンヌ大学コンピュータ・サイエンス教授。同大学の情報学研究所で、認知モデルや機械学習など人工知能(AI)に関する研究を行なう「ACASA」のトップを20年以上にわたり務める。2016年9月より、フランス国立科学研究センター倫理委員会委員長。AIに関する著作が多数あるほか、2019年2月にはGabriel Na¨ejのペンネームで小説Ce matin,maman a ´et´e t´el´echarg´ee(今朝、お母さんがダウンロードされた)を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

17
図書館で借りる。AIのシンギュラリティについて書かれているが、否定的な立場の本である。自分自身もそう思う。コンピューターが発展がめざましいが、ムーアの法則もいつまでも続かないことも書かれていた。いずれ物理的な限界が来るようである。最も量子コンピューターなどの仕組みが違うものが台頭してくるのであろうが、そういう予想の域を出ない未来であると感じる。ただ、こういうことを楽観的に考えるか、真剣にリスクをどう捉えるかである。科学者など発言力のある人が警笛を鳴らしていることは軽視できない事実でもある。将来はいかに。2021/07/01

紡ぎ猫

15
すみません。シンギュラリティは来るものだとばっかり思ってました。シンギュラリティの脅威を喧伝しながらAI開発に巨額を注ぎ込む大企業は、ここで開発を止めたら他社に先を越されるという強迫観念からだと思ってました。でも、だからといってシンギュラリティは来ないとこの本は全否定しているのではなく、あくまでそういう可能性があるというにとどまっている。結局シンギュラリティは来るのか来ないのか、この本を読んだだけではわかりませんでした。2019/09/14

大先生

10
フランスの哲学者・AI研究者によるシンギュラリティ否定本です。シンギュラリティ仮説には楽観論、悲観論があるが、「真面目に検討するに値しない」「ほとんどありそうにないこと」。それなのにGAFAM等の巨大ハイテクIT企業がシンギュラリティ仮説を支持する目的は、【①技術が自律的に進歩して人間を支配するかもしれないが、それは歴史の必然で人間にはどうしようもないと宣伝したい(=責任回避)、②近代国家に代わって世界を支配し、新しい世界を創り上げるという政治的目的を有していることに気づかせない(=目くらまし)】だと。2022/07/25

ふるい

9
"それにしても、現代の科学技術と大昔の神話が共存する姿には、驚かずにはいられない。超近代化されたこの時代に、テクノロジーと神話が手を取り合ってギリシャ神話を復活させようとしているのだ。" (p.148)2019/10/14

塩崎ツトム

8
そもそもの「シンギュラリティ」がふわっとした、IT企業が宣伝用に吹聴している与太話なので、それに関する批判も非常にふわっとしている。少なくとも昨今の第三次AIブームは、自動運転車などある程度の成果を残しつつ、今までのAIブームとおなじく、「期待外れ」とあきられて終息するのではないか。2019/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13943063
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品