ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 海の地政学―海軍提督が語る歴史と戦略

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海の地政学―海軍提督が語る歴史と戦略

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505325
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C0131

出版社内容情報

古代ローマの海戦から大航海時代、第二次大戦、中国・北朝鮮の動向まで古今東西の海事史に照らしつつ、現在の情勢と今後の戦略を探る

ジェイムズ・スタヴリディス[スタヴリディス ジェイムズ]
著・文・その他

北川 知子[キタガワ トモコ]
翻訳

内容説明

古代ギリシャ・ローマの地中海覇権をめぐる海戦から、コロンブスやマゼランらの大航海、太平洋を舞台にした日米の艦隊戦、台頭する中国と核疑惑がくすぶる北朝鮮の動向まで、古今東西の海事史に照らしながら、世界情勢の鍵を握る海洋戦略を徹底解説。NATO軍最高司令官を務めた元米海軍提督が、歴史への深い洞察と自らの経験をもとに記した、海軍理論家マハンの系譜を継ぐ新たな「シーパワー(海上権力)」論。

目次

第1章 太平洋 すべての海洋の母
第2章 大西洋 植民地支配のはじまり
第3章 インド洋 未来の海洋
第4章 地中海 ここから海戦は始まった
第5章 南シナ海 紛争の危機
第6章 カリブ海 過去に閉じ込められて
第7章 北極海 可能性と危険
第8章 無法者の海 犯罪現場としての海洋
第9章 アメリカと海洋 二一世紀の海軍戦略

著者等紹介

スタヴリディス,ジェイムズ[スタヴリディス,ジェイムズ] [Stavridis,James]
アメリカ合衆国海軍大将(退役)。1976年、アナポリスの海軍兵学校を卒業後、35年以上を海軍軍人として過ごす。複数の駆逐艦や空母打撃軍などの指揮を執り、7年にわたり四つ星の海軍大将を務める。2009年から13年まで、米海軍出身者としては初のNATO(北大西洋条約機構)欧州連合軍最高司令官を務めた。退役後、2013年から18年までタフツ大学フレッチャー・スクール学長

北川知子[キタガワトモコ]
翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マルコ(Marco)

28
NATO最高司令官、母校の大学長も務めた著者が7つの海の経験、歴史、軍事政策を描き、読み応え満載。一章50ページ程なのに、1時間掛かり、1週間ジックリ攻略。何故海軍・軍艦が航空機全盛に於いて今だ重要性が高いか?が良く判る。これからの中国・北朝鮮の危険性や、ペルシャ湾(米読みでアラビア湾)の問題、ロシアのクリミア再侵攻も分かり易い。海賊対策でロシア・イランまで協力した事実は、日本で報道されず興味深く、プラ問題にも触れている。海は一つ、当たり前だが国際社会は何時気付くのか?さすがに地政学、の訳は強引過ぎ。2020/01/18

18
原題がsea powerなのに海の地政学はどうじゃろな…。NATOの最高司令官も務めた、アメリカ海軍を退役した大将による七つの海の情勢と歴史と自らの体験談。ちょっと翻訳がよろしくないかな。しかし海は1つとはいえ、アメリカホントに、何処にでも出張ってんな…と身も蓋もないことを思ってしまった。NATOとロシアが海賊問題を巡り共闘する姿が印象深かった。2020/01/18

masabi

14
【概要】元海軍提督の筆者が自身の経験と世界の海の歴史、海洋戦略を語る。【感想】最終章のアメリカが取るべき海洋戦略が興味深かった。シーパワーの生みの親であるマハンの理論を21世紀に即した形で応用している。自由な公海とそれを支える体制が結局のところアメリカの利益になると考えているようだ。2019/03/03

inarix

7
太平洋、大西洋、インド洋、地中海、南シナ海、カリブ海そして北極海。7つの海は無法者の海――。著者は1976年に海軍兵学校を卒業後海軍士官として始まり、最終的に欧州のNATO軍最高司令官を務め2013年に退役。実に37年間を米海軍の軍人として生きた。その経験を踏まえながら、海洋から見た地政学とそれが国際社会にどのような影響を与えているのか、今後どのような戦略が必要なのかを、歴史的なエピソードと自身の航海の経験を踏まえながら分かりやすく素描する。時々文脈がおかしいところがあるような?と思ったら、誤訳すか~。2019/03/03

Ohe Hiroyuki

4
海軍軍人として40年以上を過ごし、米海軍出身者としては初のNATO欧州連合軍司令官を務めた著者によるシーパワー論である。▼全世界にある海とその特徴(歴史)を概観しつつ、最後にはマハンのシーパワー論を現代に引き直して、米海軍の戦略について述べている。▼全世界の海を実際に回っている著者の記述は、迫力がある。シーパワー論は、海軍軍人が述べてこそ輝くように思える。▼著者の博識さは随所で披見され、頁数以上に中身も分厚い本である。手に取ってみて読むに値する本である。2023/12/06

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